※購入に資金が掛かるため、任意(オプション)としています。
少し前に体脂肪率や筋肉量が計測できる体組成計とスマートホン(スマホ)の連携が常識となりました。
さらに最近ではトラッカーと呼ばれる腕時計型の活動量計測装置(活動量計)で生活強度や睡眠の質まで評価できるようになりました。
最近のスマートウォッチにはトラッカーの機能まで搭載されたことで、より一層人気が高まりました。
体組成計と活動量計がスマホと連動したことで、かつてプロアスリートしかできなかった体調管理法(コンディショニング)が健康を意識する現代人なら誰でもできるようになりました。
この記事では、なぜスマートウォッチなどの活動量計が健康管理に優れているのか、そのメリットとオススメポイントを探っていきます。
また以下の画像では、スマートウォッチのGarmin Venu3sのアプリから抜粋しています。
最新のウェアラブルテクノロジーで体調管理を最適化!?プロアスリート並みのコンディショニングを実現
最近のスマートウォッチやトラッカーはビジネスや普段遣いで多機能な分お値段も高めですが、お値段が高い分センサーの機能も優れていたりします。
スマートウォッチのセンサー技術で健康管理
近年のスマートウォッチは、心拍数、睡眠状態、歩数などの健康データを綿密に計測できる高度なセンサー技術を搭載しています。
これにより日々の健康状態をリアルタイムで把握し、適切なアクションを起こすことが可能です。
例えば筋トレの実施可否。
体が回復していないのにエクササイズを加えても逆効果になることもあります。
スマートウォッチで健康管理を行えば、明確な基準を数値化することができるのです。
生活強度の測定
普段から生活強度が高い人は、無理にエクササイズを加えなくてもサプリメントを活用することでボディデザインができる可能性もあります。
ご自身の感覚で生活強度を判定するのではなく、明確な基準を作り、普段の生活強度を測定することで評価できるようになります。
生活強度が低い人はエクササイズを加える必要がありますが、生活強度が高い人にとってエクササイズは必ずしも正解ではありません。
エクササイズを加えるべきか否かその判断材料の一つとして、スマートウォッチやトラッカーの測定値を活用できるようになりました。
回復に掛かる時間の目安やエクササイズのメニューを提案をしてくれるスマートウォッチもあります。
睡眠トラッキングの進化
スマートウォッチは睡眠トラッキングにおいても優れており、深い睡眠、浅い睡眠、目覚めの回数などを詳細に分析します。
これにより、質の高い睡眠を促進し、日中のパフォーマンス向上に繋げることが期待できます。
睡眠は我慢して削るのではなく、質を高めることで勝手に睡眠時間が減るのです。
以下のサイトでは、睡眠の質を改善する方法も紹介しています。
【参考】睡眠の改善方法とは
運動データのリアルタイム表示
スマートウォッチがリアルタイムで提供する運動データは、運動が好きな方にとって強力な味方となります。
心拍数や消費カロリーだけではなく、歩数や走行距離など具体的なデータを確認することで、今まで感覚的だった運動量が数字となって明確になります。
私がフットサル中に計測した経験では、体調の良い時は頑張っただけ走行距離や運動強度が伸び続けます。
しかし体調が悪い時はどんなに頑張っても、走行距離も運動強度も上がりません。
体調が悪くても頑張ればパフォーマンスは上がると思っていましたが、これは数字で確認しなければ気付けませんでした。
数字となって明確に表示されることで体調管理がより明確になり、トレーニングをする最適なタイミングですら提案してくれたりもします。
回復状態であればトレーニング効果も最大限に引き出すことができるようになるのです。
数値で評価されることで、トレーニングや運動のパフォーマンスを改善する具体的なきっかけになるのです。
HRVステータスで疲労を判断
最近体調の目安として活用されているHRV(心拍変動)ステータス。
HRVステータスは心拍数の変動性を示す指標で、自律神経系の活動や精神的なストレスレベルに影響を受け、心臓が拍動する間隔がどれだけ変化するかを示しています。
この変動性のバランスがとれていると、身体と神経系が回復するのに充分な時間があったというサインになります。
HRVステータスが高い場合、以下のような状態を示すことがあります:
- リラックス状態: ストレスが少なく、リラックスした状態であることを示す場合があります。
- 良好なフィットネスレベル: 適切な運動や健康的な生活習慣を持つ人は、一般的にHRVが高い傾向があります。
- 心身のリカバリー: トレーニングやストレスの後、HRVのバランスが高い場合、心身のリカバリーが効果的であることを示すことがあります。
一方で、HRVステータスが低い場合、以下のような状態を示すことがあります:
- ストレス: 身体的または精神的なストレスが高い場合、HRVが低下することがあります。
- 疲労: 過度の運動や睡眠不足などが原因で、HRVが低下することがあります。
- 心身の不調: 心拍系統に影響を与える病気や健康上の問題がある場合、HRVが低下することがあります。
総じて言えば、HRVステータスが高いほど、心身の健康とバランスが良好である可能性が高く、低い場合はストレスや不調の兆候がある可能性があります。
スマートウォッチをオススメする対象者
まず健康意識が高く、運動や筋トレ、エクササイズが趣味の方、効果的な健康管理を求める方々にオススメです。
また一部スマートウォッチは電子決済にも対応を始めたため、ビジネスシーンや普段使いでも活用方法が増しています。
生活の一部にスマートウォッチを取り入れてみてはいかがでしょうか?
【参照】おすすめの体組成計やスマートウォッチなど
健康管理におすすめのスマートウォッチの選び方
高価なスマートウォッチはまず測定するセンサーが優れており、ゆるい装着でも正確な数値を測定してくれたりもします。
さらに安価なスマートウォッチとは異なり、スマホで連携するアプリの分析が優れています。
腕で測定された数値からスマホ内のアプリでデータを分析し、世界中で実測された膨大なデータ量から現在の体調を判定してくれます。
安価なスマートウォッチとの違いは、特にセンサーの精度とデータ量に差が出ます。
安価なスマートウォッチは「ただ測定するだけ」と言った印象を受けますが、お試しやエントリーモデルとしては十分な機能があります。
安価なスマートウォッチを試し、操作に慣れたら欲しい機能をリストアップし、ご自身に最適なスマートウォッチを探してもらえたらと思います。
高価なスマートウォッチを買う場合、可能な限り大手の物を選ぶようにしましょう。
スマートウォッチの未来展望
健康管理の新しい時代を切り拓くスマートウォッチやトラッカーは、今後の進化に期待が高まっています。
最近のスマートウォッチはスマホと連携を高めることで
健康データの精度向上や新たな健康機能の追加などでこれまで以上に自分の体を知り、ケアするためにもますます使いやすくなることでしょう。
スマートウォッチは日常の健康管理において非常に優れたツールで、正確なデータ収集とリアルタイムな提案により、より良い生活習慣を築く手助けとなります。
ご自身の生活習慣から取られたこのデータを元に、ダイエットやメタボリックシンドローム(メタボ)対策、綺麗で美しい体を作るボディデザイン、部活やクラブチームの選手が行うボディメイク(体作り)など各自の目標に向かい、共通する体調管理(コンディショニング)から計画に変更を加えれば、効率の良い計画が立てられることになります。