スキニージーンズは健康を害する危険性あり
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細身で美しいシルエットを叶えてくれるスキニージーンズは、今やおしゃれ女子の必携アイテム。毎日愛用しているという人も多いのではないでしょうか。ですが、健康を害する危険性があるため、はきすぎには注意したほうが良いと医師らが警告しています。(Pouch うさぎ – 2010年11月15日)

見た目よりも大切なこと

海外のインターネットサイト「MILLION LOOKS.com」によると、スキニージーンズは「知覚異常性大腿神経痛」を引き起こす原因になるそうです。
タイトなジーンズは大腿骨を締め付けて皮膚を圧迫してしまうため、太ももの内側の広い範囲にしびれや痛みなどの症状が発生するのだとか。
治療方法としては局所麻酔薬やステロイド注射がありますが、改善しない場合は神経剥離術をおこなうことも。
この症状にかかったある女性は、「とても奇妙な感覚だった。
自分の足が眠ってしまったかのようだった」と話しています。

健康を妨げないおしゃれ

「知覚異常性大腿神経痛」は、新たに見つかった症状ではありません。
これまではベルトやガードルをきつく締めすぎたり、太りすぎたりすることが原因で起こることが多かったとのこと。
アメリカ神経科学会(American Academy of Neurology)のジョン・イングランド博士は「神経が圧迫されていると感じるだけで起こる症状。
大腿骨部を締め付けることで神経が圧迫を感じる」と指摘しています。

スキニージーンズをはかない決心!?

しかし、「もうスキニージーンズをはかない!」と決めてしまう前に押さえたいポイントがあります。
それは、常に圧迫していなければ大丈夫ということ。1週間のうち数日はスキニージーンズを、それ以外はすこしゆとりのあるパンツをはくようにすれば問題はないようです。
いつでもおしゃれを楽しめるよう、覚えておきたいですね。