打てない、投げれない人はまず、経験者で研究者の理論に従ってみましょう。自分独自の理論だけで追い求めるよりも、上手い人の真似をした方が上達が早いです。野球好きには有名な手塚一志氏。ビリーは大学生時代にほんの少しだけ話した事があります。(自慢)全部上げるとキリがないので、オススメの本を厳選。
手塚一志氏の執筆物はこちら(Amazon)。
ピッチング(投球)関連
「投げる動作」と言っても投手、捕手、内野手、外野手など色々ありますが、体にとって正しい投げ方はそんなにありません。肘や肩を怪我する人は投げすぎか、投げ方が悪いため。正しい動作と方法に加え、トレーニング方法までを習得しましょう。
手塚一志の肩(ショルダーズ)バイブル
投球により消耗した肩や肩甲骨周りのインナーマッスルを、いかにしてトレーニングで回復するのか。
またそのトレーニングにより怪我を予防し、さらには投球のレベルを上げるには、と言った内容。
現在はインナーマッスルのトレーニングは当たり前となったが、販売時の1995年では投手の肩は消耗品でしかないと言った風潮であった。
その風潮を覆すきっかけになった本と言っても過言ではない。
野球と手塚一志氏が好きな人は買ってみるといいだろうが、肩や肩甲骨周りの筋肉関連の話が余りに細かすぎるため、一般の人が読んでも面白くもなんともないと思われます。
ピッチングの正体
<必須>野球やる人は必須なり
二重回旋運動と二重振り子運動を定義し、その違いをピッチャーの見方が変わる「12のチェックリスト」などにて判別できるようになっています。投球でよく言われることをくつがえす「最後までキャッチャーミットを見てはいけない?」など、誰も知らない投手の秘密を新たに提言し、独自の驚異の投球原理を展開していきます。
全部が正しいかどうかは分かりませんが、非常に参考になる内容だと思います。
魔球の正体
<選択>野球好きにはたまらない
4シーム、2シーム(左右)、ストレートにはもう一つ種類があった!?
野球のボールには縫い目があり、その縫い目を利用するとカルマン渦が起きないことで…とジャイロボールの謎にせまった本です。
流体力学的?物理的に間違いが3つほどあったのですが、本人にはご指摘させていただき野球にはあまり関係ない点。
ボールの縫い目Ωを中心に回転させると間違いなく後方の渦列ができないのだが、4シームのように空気抵抗による鉛直上向きの力ができないためにストレートにはなりません。手塚一志氏はこれをジャイロボールと名付けてますが、これは一番良く落ちるカットボール(縦のスライダーとも)呼ばれるものです。なのでこの本の通りに投げてもジャイロボールは投げられないのです。