最新のコンディショニング(健康管理法)として注目されているのが、スマートウォッチ、体組成計、そしてスマートフォンの連携システム。これらのデバイスを組み合わせることで、かつてプロスポーツ選手しかできなかった体調管理が、簡単かつ効果的に可能となりました。
最新のコンディショニングが誰でも可能!?スマホとスマートウォッチ、体組成計を連動させる!
かつてスマートウォッチのようなウェアラブル機器はプロアスリートしか使えませんでしたが、誰でも使えるようになりました。
ウェアラブル機器や体組成計をスマートフォンで一元管理すれば、プロアスリートなみのコンディショニングすらも可能になります。
【参考】
・コンディショニングの基礎は『ボディデザイン講座』
・筋トレメニューと記録用紙(無料)
「栄養管理」はスマホのアプリで!?
最近良く耳にするダイエットアプリ「あすけん」。
栄養管理に加えてアドバイスを貰えるので料理や栄養管理が苦手な人におすすめ。
筋トレやエクササイズを加える場合はタンパク質を多めに!
丸型布メジャー(1.5m)&体のサイズを記録
記録をつける時に利用します。
100円ショップでも売っているので特に拘る必要はありませんが、写真先から買ってくれるとビリーが喜びます。
記録と言っても全てを自動にはできません。
体のサイズやエクササイズ実行表など手書きの方が便利なものもありますのでご活用ください。
【参考】体のサイズを測るアプリSizer – Body Measurements
<Android・iPhone>
1. 体組成計: 精密なデータで健康管理をサポート
体組成計は体重だけでなく、体脂肪率、筋肉量、骨量などの詳細なデータを提供します。これにより、単なる体重管理を超えて、本格的なダイエットプランを作成できます。スマートフォンとの連携により、計測データがアプリに同期され、トレーニングや食事計画の最適化に役立ちます。
体組成計や活動量計は、スマートホンとブルートゥースで連動して記録を付けます。
タニタの体組成計では公式アプリ「ヘルスプラネット」を活用して数値管理します!
ヘルスプラネットでは自動的にグラフ管理もできるために、記録をとるレコーディングには最適!
体組成計(白・黒・専用機の赤)<一般人向け>
スマホと連動して記録をスマホに残せる一般人向けの体組成計。
史上初の筋肉の質を計測してくれる機能でトレーニングに拍車が掛かることは間違いなし!
ただし、足だけで測るタイプのために上半身の測定値は予想と思われます。
手でつかまないこちらの体組成計のシリーズを使っているのですが、上半身の情報はあくまで推定なので後悔しています。
10年以上使うことを考えて資金に余裕がある方は下の体組成計がオススメ。
体組成計 インナースキャンデュアル<アスリート向け>
アスリート向けの体組成計ですが、長く使うことを考えて資金に余裕がある方はぜひともこちらを。
医療分野で主流となっている「高周波」「低周波」2つの周波数(デュアル周波数)でからだを測定することで、細胞レベルの変化・個人差を反映した分析が可能になり、体脂肪率や筋肉量などの体組成がより高精度に分析。
全身と5つの部位ごと(左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部)の脂肪率、筋肉量、筋肉スコアを測定します。
さらに両腕・両脚はそれぞれ筋肉の質を指標化した「筋質点数」も測定。
部位ごとに現れる競技特性や個人差をしっかりと反映した測定を行うことで、からだの状態に合わせたトレーニングメニューを構築し、一歩進んだボディメイクが可能になる。
【参考】インナースキャンデュアル RD-804L-BK ブラック 体組成計
2. スマートウォッチ: トータルな健康管理
スマートウォッチには活動量計や運動モード、睡眠モニタリング機能も搭載されており、全体の健康状態を把握するのに役立ちます。
ダイエットやボディデザインの体調管理だけではなく、スポーツでの走行距離なども測れるため、運動能力の評価にも重宝します。
※ウェアラブル製品は画像から。
最近は格安スマートウォッチ(2000円~)も多くありますが、精度や連携アプリの点からも、まずは自身の生活スタイルに合わせて選ぶことが重要。
資金に余裕がある方は大手企業のスマートウォッチを選択してほしいところ。
- 活動量計の機能
安静状態で体が消費するエネルギーを基礎代謝量、活動することで消費するエネルギーを活動代謝量(略して活動量)と言いますが、スマートウォッチは、活動量計の機能により「心拍数、歩数、消費カロリーなど」のデータをリアルタイムでモニタリングし、日常の活動をトラッキング(追跡し記録)します。
運動管理モードでは、運動中の活動量を日常と分けて測定することで走行距離など運動を評価することができます。
スマートフォンと連携することで、トレーニングプランの作成や目標設定、健康データの履歴管理が可能です。 - 睡眠モニタリングの機能
コンディショニングの成功の鍵は睡眠の管理。
スマートウォッチは睡眠サイクルをモニタリングし、睡眠の質やパターンを詳細に記録し、評価します。
眠りが浅い、眠っているのに眠い、寝た気がしないなど睡眠の質を改善するための情報を収集できます。
睡眠のモニタリング機能により、良質な睡眠がコンディショニングに与える影響を理解し、改善策を見つける手助けとなります。
【参考】スポーツ回復方法研究室 - スマートフォンと連携する便利機能
健康管理の機能以外でも日常で便利さが増します。
電話やメールの着信通知機能も兼ね備え、簡単な通話であればできる機種すらあります。
今までスマホを取り出すことが減るでしょう。
スマートウォッチは、手軽に利用できる便利なツールとして、レコーディングダイエットをサポートする上で非常に有益です。
健康な生活を目指す方にとって、このスマートテクノロジーの導入は、目標達成への道をよりスムーズにするでしょう。
Androidユーザーにオススメのスマートウォッチ
「Wear OS by Google」は、Googleがスマートウォッチ向けに開発したOS。
AndroidベースのOSで、iPhoneとの互換性のある製品もあります。
- 格安のスマートウォッチ最近は格安のスマートウォッチでも十二分な役割を果たしてくれますが、独自のアプリをインストールして使うことが多々あります。
お試し購入の場合は格安のスマートウォッチでも充分ですが、独自アプリを使用することが多く、スマートウォッチの機種変更をした場合そのデータが引き継がれません。
格安のスマートウォッチを引き継ぐたびに登録するアプリが増えていくことになります。
そのため最初から大手企業の製品をオススメします。 - アメリカ最大手のFitbit(フィットビット)◀オススメ!
2007年に創業されたFitbitはアメリカの企業で、ウェアラブル端末を開発する先駆者的存在だが2019年にGoogle社に買収されました。
ウェアラブル機器の専門企業だけあって、測定の精度や連携するアプリの充実度が高いことも特徴的。
機能や価格帯によってGoogle pixel watch、Sense、Versaなどのシリーズに分けら、iOSとAndroidの両方に対応しています。
Fitbitではスマートウォッチの機能が増えすぎたため、スマートウォッチとトラッカーに分けることで値段にランクを付けています。 - Google Pixel Watch(グーグルピクセルウォッチ)
スマートフォンのOSであるAndroidを作成しているGoogle社が作ったスマートウォッチ。
Fitbitを買収したはずが第1世代では非常に不満が多く、第2世代でようやくスマートウォッチと呼べる使用感に到達。
独特なデザインで好む人もいるそうですが修理不可らしく、2023年11月21日発売以前のモデルの購入は控えた方が良さそう。
最新機種のPixel Watch 2以降であれば問題はなさそう。 - 韓国のSamsung(サムソン)社のGalaxy Watch
スマートフォンのGalaxy(ギャラクシー)ユーザーはこちらがオススメ。
独自のOSを使用していましたがGoogleのWear OS by Googleと統合されました。
iPhoneユーザーはApple Watch(アップルウォッチ)!
「Watch OS」はアップル社がアップルウォッチ向けに開発したOSでアイフォンのiOSをベースとしています。
- アイフォン対応のウェアラブル機器
まずはiPhone対応の可否をチェック!AndroidベースのOSはiPhoneとの互換性のある製品もありますが、購入前に確認が必要。
ウェアラブル機器によってはiPhoneの機種やOS、Bluetoothのバージョンにより接続できないこともあります。
また互換性があってもiPhoneで充分な性能を発揮できるかどうかは別問題で、アプリも対応しているものがあるのか事前の調査が必要となります。
充分に確認の上で購入しましょう。 - アップル社製のApple Watch(アップルウォッチ)
iPhone(アイフォン)ユーザーにはダントツでApple Watchがおすすめですが、最近はiPhoneと連携できるスマートウォッチも増えてきました。
Apple Watchはトラッキングの精度が非常に高く、病気の早期発見にも役立つほどの精度です。
Apple WatchはiPhone以外のスマートフォンに接続できないため、iPhoneユーザーだけ仕様が可能です。
種類は2023年11月現在「SE(40 or 44mm)、Series 9(41 or 45mm)、Ultra2」があります。
※(カッコ内)は画面サイズ。
【参考】高精度のスマートウォッチのApple Watch
サイヤング賞のバウアー投手はスマートリングを活用中
アメリカメジャーリーグのサイヤング賞を受賞経験のあるバウアー投手はウェアラブル機器により体調管理をする選手としても有名です。
バウアー投手のYoutubeでは指輪型のOura Ringが紹介されました。
【参考】バウアー投手も使用する「Oura Ring Gen3」
なかなか高額なために購入も躊躇しますが、より正確なデータが取れることも予想されます。
ただし正確な測定のためにもサイズの測定には要注意。
オススメはFitbitのスマートウォッチかトラッカー
AndroidやiPhoneのどちらでも接続でき、アプリも充実して測定の精度も高いFitbitがオススメ!
機種はお値段と相談して決めるしかなさそう。
- 専用機種向け
資金に余裕がある方はOura Ring3、GalaxyはGalaxy Watch、iPhoneはApple Watchがオススメ。
健康管理やエクササイズよりもビジネスシーンなど普段の快適さを求める方は2023年11月21日発売以降のGoogle Pixel Watchの最新版。 - 格安のスマートウォッチ
大手メーカーではない場合、最低限googleとデータの連携ができるものであれば理想的ですが、Amazonなど販売サイトを見ても分からないのでなんとも言えません。
購入をためらう方は、まず格安のスマートウォッチを!
【参考】格安のスマートウォッチ - ビリーのオススメは『Fitbit Sense 2』!
2023年11月末に調べた限りでは、Fitbit Sense 2かFitbit versa 4がおすすめ。
しかし、この2機種は音楽再生や操作、iPhoneでメッセージの返信機能が無いなどマイナーチェンジされたことが不安材料。
【参考】Fitbitのスマートウォッチ&トラッカー
3. スマートフォン: データの一元管理と効果的なプランニング
スマートフォンはこれらのデバイスとの情報共有の中心となります。
専用のアプリケーションを通じて、健康データの一元管理が可能であり、トレーニングの進捗や日々の活動を把握しやすくなります。
更に、アプリケーションは健康の専門家によるアドバイスやカスタマイズされたプランを提供することもあり、ユーザーの健康管理をより効果的にサポートします。
これらのデバイスの統合は、簡単で使いやすい体調管理法を提供します。
スマートウォッチ、体組成計、スマートフォンの組み合わせにより、個々の健康目標に合わせたトータルなアプローチが可能となり、健康的で充実した生活に向けて一歩近づく手助けとなることでしょう。