数あるインナーマッスルのトレーニングの本ですが、タイトルと中身が一致しない物がほぼ全て。純粋にインナーマッスルのトレーニングに絞った本は下記のコアトレシリーズですが、全身の細かいインナーマッスルのトレーニングなので要注意。スタビライゼーション(体幹)トレーニングと、ファンクショナルトレーニングは別に記載しました。
コアやインナーマッスルを鍛えて安定した体を手に入れろ!
日本人はどれだけトレーニングをしても黒人はおろか白人にも勝てません。
その理由は遺伝だけではなく体の使い方から間違っていたのです。
ただ筋トレで体を追い込むだけではなく、動作一つずつを見直すことから始めてみても良いのでは!?
動きづくり革命がスポーツパフォーマンスの全てを変える!?
作者のバスケ経験に基づいて書かれていますが、全身運動はバスケに限らず全てのスポーツに通じます。
コアである腸腰筋の動かし方から体の動きそのものを見直すきっかけには充分のシリーズ。
インナーマッスルを使った動きづくり革命【Part1】
股関節の柔軟性から始まり、各インナーマッスルの役割、そしてパフォーマンスアップにつながるトレーニング方法と写真つきの説明で分かりやすく説明されています。
「①柔らかさづくり ②動きづくり ③体づくり・パワーづくり ④専門のスポーツの体力づくり」このように構成され、実際の動きに即したトレーニングが書かれています。
インナーマッスルを使った動きづくり革命【Part2】
特にバスケットについて書かれていますが、他のスポーツでも充分通用するトレーニング内容になっています。模範例について詳細な写真付であるため、間違うことも減るでしょう。
アスリートのためのコアトレ
かなり細かい内容なので、トレーナーや研究熱心な方にオススメする内容です。
トレーニング関係者などにオススメする一冊なので一般の方は辞めておいたほうが無難ですが、チーム単位では一冊ずつ欲しいところ。
コアトレとは言っていますが、内容はコアだけではなく全身のインナーマッスルのトレーニング。
3つ目のDVDは左右の片側だけの動作説明で、これを見ながらのエクササイズには向いていないかも?
手塚一志の肩(ショルダーズ)バイブル
野球の専用の本。
投球により消耗した肩や肩甲骨周りのインナーマッスルを、いかにしてトレーニングで回復するのか。
またそのトレーニングにより怪我を予防し、さらには投球のレベルを上げるには、と言った内容。
現在はインナーマッスルのトレーニングは当たり前となったが、販売時の1995年では投手の肩は消耗品でしかないと言った風潮であった。
その風潮を覆すきっかけになった本と言っても過言ではない。
野球と手塚一志氏が好きな人は買ってみるといいだろうが、一般の人が読んでも面白くもなんともないと思われる。