ガススプリングは筋トレアイテム!?パチもんマッスルポンプを作る!
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かつてバネを使ったエキスパンダーという筋トレアイテムがあったのをご存知だろうか?
単純に引張ることで胸や背中を鍛えるものだ。
【参考】エキスパンダー

現在は様々な工業品が発達し、応用されることで筋トレアイテムも進化したのだ…

宅トレアイテムの進化は止まらない!?ガススプリングが抵抗の決め手!

今回はInstagramに掲載されていたMakuakeというサイトの『マッスルポンプ』なるものを拝見しました。

どうやら希望者が支援金を出すことで制作資金がたまるという構造のようだ。

ただよく見てほしいのだが、「これぐらいならば自分で作れるのではないか?」と思った次第です。

メインのパーツは4つ!?既製品レベルを目指す!

大抵は既製品の方が品質は高いのですが、既製品かそれ以上に作りたいと思います。

BodyBoss2.0で散々既製品を購入した方が良いとは分かってますが、どうにも作りたいのです。

ただし既製品以上に高くならず、筋トレの実用性も追求する以上は妥協が許されません。

持ち手は軽くて丈夫な素材!?DIYコーナーは宝の山

最初は「筋トレなので重くて頑丈なものを」と思いましたが、持ち運びや収納面、値段で考えると軽くて頑丈な素材が良さそう。

軽くて丈夫と言えばミスリル金属オリハルコンですが、株で資金のほぼ全てが吹き飛んだビリーとしては、コストの面で抵抗があります。

設計図を描きながら悩みましたが、ホームセンターのDIYコーナーに希少金属が入荷されているかも分かりませんので、とりあえず向かいました。

ホームセンターのDIYコーナーは宝の山のように品が陳列され、ものづくりの魂が揺さぶられました。
宝の山と言えども現実は有料なので、厳選する必要があります。

選ぶのは難しいかと思いましたがミスリル金属やオリハルコンは入荷されていなかったため、値段の点で簡単に絞られました。
当初は穴の開いている棚の棒や組み立て式のポールを検討したのですが、資金が数値となって溶けた今、そんなものは買えません。
必然と容赦なく素材が厳選され、まさに一筋の光となって導かれたのでした。
【参考】購入したパイプと同等品

負荷のガススプリングは貴重な存在!?

最近は車のボンネットやトランクルームなどの開閉にガススプリングが使用されており、じわ~りと動く様が世界の抵抗勢力界で流行中。
その抵抗を筋トレの負荷に流用するのがパチもんマッスルポンプ!?

ガススプリングはミスリル金属やオリハルコン同様に貴重な存在として取り扱われているのか、ホームセンターのDIYコーナーには存在しませんでした。
しょうがなくAmazonで。

ガススプリングも多種多様な時代となり、長さや抵抗値が様々。
選び放題になりすぎてどれを選んで良いものか迷いました。
数日掛けて長さを想定し、何度も図面を描き直しては…を繰り返した末、ある一定以上の抵抗値になるとお値段が急に上がることが分かりました。
最終的には光に導かれ、必然と決まりました。
【参考】コストパフォーマンスが最適と思われたガススプリング

ガススプリングの留め具

購入したパイプ(約250円+税)とガススプリングの安定性が不安でしたが、実用性を追い求めてプロトタイプはとにかく頑丈さと安定性を求めました。

これはこだわりポイントだと思いますが、見た目や実用性を重視すると現在のパーツではあまり美しくありません。
こちらのパーツを使いたいのですが、どこまで固定できるのかが分からないために購入にまで至りませんでした。
結局「なんとかずらして交差できるのでは無いのか?」と勢いで写真を購入。
【参考】使いたかったパーツ

パイプ稼働部の金具

パイプに既製品を選んだことで、全ての汎用品が使えるようになりました。
「さすがJIS規格!」と思ったのですが、「最初からJIS規格で作ることを考えていたらこんなに困らなかったのでは…」と組み立て終わってから気づいたのは秘密。
まさか大学でJIS規格を取り扱う機械工学科だったとは言えません。

この金具も光となってAmazonへのお導きがあれば安く手に入れられたのですが、最初に調べることを忘れてDIYコーナーのブランド品を購入してしまいました。
【参考】ビリーが買ったのはヤザキイレクター製

中央の金具

想定通り、ここが一番のポイントになりました。
汎用のパーツだと上手く固定できず、不安定な状態になるのです。

本家本元の画像を見ると、専用に設計された金具はガススプリングと金具の位置が共有されているため安定していると思われます。

ネジと一体化されているガススプリングが無かったわけではないのですが、「もし設計を変更したい時に流用できないのでは?」と考えて両端が穴のタイプを選びました。

結局金具は頑丈そうなタイプを選びましたが、後で若干後悔することになりました。
【参考】先を見てもらえれば分かるのですが、鉄製のプレートを2枚買い足すぐらいなら、パイプの先端に付けるパーツの付属品をそのまま使えばよかったのです。

後は組み立てるだけ!?果たして動作は…

コロナ禍での石油株の暴落や様々な葛藤を乗り越えて構想をした『パチもんマッスルポンプ』ですが、後は組み立てるのみとなりました。
組み立ては六角レンチ一つと一部をペンチで締めるだけなので5分も掛かりません。

実はこの他にも使えると思って購入した数点のパーツがあるのですが、加工無しでは使えませんでした。
少しだけでも金属加工を行えばより綺麗になるのですが、最低限で組み上げたところ使えたので断念しました。

また資金に余裕ができたときにでも改良を加えたいと思います。

宅トレが捗る使用感!?果たして安定性は…

完成した『パチもんマッスルポンプ』ですが、想像以上に使えるレベルになっていました。

当初は「使っている最中にひしゃげて使い物にならない」と思っていたのですが、想像以上に胸や背中に効きました。

世の中には様々な筋トレアイテムがありますが、間違いなくこの『パチもんマッスルポンプ』もその代表的な一つになると実感しています。

このマッスルポンプは腕立て伏せができない人も簡単に大胸筋の筋トレを可能としたのです。

すでに既製品がAmazonで売っていた!?

Makuakeの広告が出ていた当初はAmazonでも販売されてなかったと思うのですが、今現在(2022年10月)ではすでにマッスルポンプの既製品が数種類販売されていました。
お値段も今回の自作よりは2千円程度安く、何のために作ったのか分からないぐらいのお値段…

いま興味を持ったそこの貴方!

既製品を買った方が良いかと思います…