多くの人が間食をお菓子やおやつと認識していますが、本来はエネルギー不足を補うための食事法。
間食はスポーツをしない生活強度の人にも効果的で、間食の栄養バランスを整えると体調まで整えることができます。
成長期にある部活アスリートにとって間食は特に重要で、成長期向けの栄養バランスを整えれば体格も変わります。
間食が体を変える!?ダイエットにもオススメの間食の食べ方とは
まず一日の中でエネルギー不足は、最低でも夕食から朝食までの間(就寝中)と昼食から夕食までの間に2回ほど起きています。
全ての栄養素ではありませんが一度に吸収できる量が決まっているため、エネルギーの不足分は単純に1回の食事を増やせば補えるわけではありません。
エネルギー不足はカタボリックの原因!?間食本来の役割とは
一般的に間食と言うとお菓子を想像しがちですが、本来はエネルギーやその他栄養の不足を補う食事法。
次回の食事までにエネルギーが不足すると、体は脂肪よりも先に筋肉を分解、変換してエネルギーを補給します。
これをカタボリックといい、カタボリックを防ぐために間食はとても効果的なのです。
食事と消化、吸収にも体力は消費される
食事そのもので体力を消費し消化と吸収にも体力を使うため、間食は次の食事で使う体力の補給でもあります。
朝食から昼食の間食は少な目に
図中①内の間食は、朝食では補いきれなかった睡眠中のエネルギーと昼食までのエネルギーの補給をします。
ビリー個人の感覚では、朝食と間食、昼食を食べてようやく、エネルギーが満たされた状態へ戻ります。
昼食から夕食の間食は多めになる
②昼食後の間食は、夕食までのエネルギーを蓄えることが目的。
しかし一般的には夕食まで時間が空きすぎるために炭水化物が持たず、多くの人がコンディション(体調)不良になります。
間食はその日の体調に合わせて量を調整しましょう。
間食でおすすめの食べ物はおにぎりとお新香だけ!?できれば鶏肉も加えて!
間食にオススメの食べ物は「おにぎりとお新香」などがベストの組み合わせ。
おにぎり(炭水化物)はエネルギー源になり、お新香(ミネラル)はエネルギーの循環を促します。
午前と午後の間食を無理に食べる必要もなければ、毎日同じ量を食べる必要もありません。
体調や前後の食事の内容により、間食の内容も変えることが適切です。
例えば筋トレなどトレーニング全般の前後はタンパク質を多めにとり、有酸素運動系の直後は炭水化物を多めにと言った具合です。
間食にはタンパク質もおすすめ!
最近は鶏肉(タンパク質)も重要視され、ダイエットだけではなくエクササイズや筋トレをする人にも重要です。
最近はコンビニで鶏肉のささみなど手軽に買えるのでオススメです。
間食のタイミングと量は空腹時間で決まる!?
間食のタイミングは、①朝食と昼食の間、②昼食と夕食の間が一般的。
しかし胃に未消化物を残した状態での間食は、体調不良の原因の一つになります。
間食は、未消化物が胃に残ってないタイミングかつ次の食事までにまたお腹が空く量が適切と言えます。
そのため食事は常に消化しやすい腹八分を心掛け、お腹が完全に空いてから軽い間食で補給を行いましょう。
例えば「朝食と昼食の間は間食するほどではないが、食べないとちょっとお腹が減る」といった場合には、朝食に玄米やじゃがいも、バナナといった若干腹持ちの良い(消化に時間の掛かる)食品を選びましょう。
間食でホルモンを意識するとより効果的に!?
空腹時にはグレリンというホルモンが分泌されるため、60分前後の空腹時間も重要。
グレリンはエクササイズや筋トレ、ダイエット、アンチエイジング効果を高める成長ホルモンの分泌を促進します。