①カフェインが体内時計を狂わす原因!?交感神経の優位性とは
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一日に交感神経と副交感神経の優位性を逆転させるタイミングは、就寝時と起床時の二度。

体が眠るためには副交感神経が優位になる必要がありますが、体を動かさなければ自然と逆転するわけではありません。

副交感神経を優位にさせるには

睡眠の質が上がれば睡眠時間も短くなるほどで、起床時の優位性の逆転は、睡眠の質が良いほど自然と入れ替わります。
ここでは交感神経と副交感神経が自然と逆転できるように、まずは入眠を妨げる習慣を見直しましょう。

興奮物質のカフェインは様々な飲み物に含まれる!

興奮作用のあるカフェインと言えばコーヒーを思い浮かべるかもしれませんが、カフェインはコーヒー豆のほか、茶の葉、コーラの実にも含まれます。

150mlのコップ一杯分にカフェインが最も多く含まれるのは玉露茶で、紅茶とコーヒーが同じぐらい、ウーロン茶、番茶(ばんちゃ)、煎茶と続きます。

カフェインの副作用に注意!飲み過ぎは中毒症状が出ることも!?

カフェインは大脳を刺激し、感覚や思考力、想像力をなどを高める働きがありますが、度を越して飲むと精神が不安定になり、耳鳴りや脈拍が不正になることがあります。

コーヒーでカフェインを摂取すると15分で血液中のアドレナリンの量が増え、30分ぐらいで神経が覚醒する興奮状態になり眠気がなくなります。

カフェインの効果は3~4時間で、人によってはそれ以上続くこともあります。その為、午後5時以降カフェインの摂取は睡眠へ影響するのです。
【参考】カフェインの副作用!?

栄養ドリンクに含まれるカフェイン

そもそも栄養ドリンクは体を活発に動かすためのものであり、カフェインが含まれるものが多く存在するため睡眠には適していません。
栄養ドリンクをしっかりと吸収するための飲み方はこちら。
【参考】栄養ドリンクの飲み方

お酒が眠りを浅くする!?体が慣れて量が増えると…

お酒は山岳救助犬に携行されるぐらい血行を良くする働きがあります。

さらに寝酒には眠りを誘う効果がありますが、体はすぐに慣れるのです。

慣れて量を増やすと眠りが浅くなるだけではなく中枢神経が麻痺し、睡眠中の病気を引き起こすきっかけになり大変危険です。

タバコは万病の元!良いことが見当たらない…

喫煙は血液中のヘモグロビンに一酸化炭素が結合し、血液が酸素を運ぶ能力が落ちるため運動のパフォーマンスも落ちます。
タバコに含まれるニコチンは交感神経を刺激し、心拍数が増えます。
交感神経は刺激されることで優位性が増し、副交感神経への切り替えができなくなります。
喫煙習慣がある人は、心拍数が増えても酸素を運ぶ能力が落ちているために心臓に負担がかかり、そのほか含まれるものも万病の元とされています。