HMBはロイシンの代謝物!HMBが筋分解を抑制し合成を促進する!
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最近まで筋分解の抑制と筋合成の促進は分岐鎖アミノ酸であるBCAAが代表的でしたが、特に効果を発揮しているのはロイシンの代謝物であるHMBだと分かりました。

筋分解の抑制と筋合成の促進の信号はHMBが出している!?

今まで筋分解の抑制と合成の促進はBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)の効果だとされていましたが、BCAAの中のロイシンの代謝物であるHMBだと特定されました。
HMBは2010年から販売が開始されていますが、HMBを摂取したからと言って驚くほどの効果を発揮するわけではありません。
HMBは筋分解の抑制と筋合成の促進の信号となりますが、筋肉の材料になるプロテインでタンパク質やアミノ酸を摂取しなければ本来の効果が発揮できません。

HMBでカタボリックを防げば筋トレ効果や筋力が向上する!?

筋トレは筋繊維を傷つけて超回復により太くすることが目的ですが、糖が不足すると筋トレをしている最中にも筋肉を分解しエネルギーとして活用するカタボリックが起きます。
筋トレ中のカタボリックで減る筋肉量を少なくすれば、結果として超回復後に増える筋肉量も増えることになるからです。
血中に十分な糖が存在していても特定の条件下では筋肉の分解は起きると言われているため、そのカタボリックを防ぐためにもHMBの筋分解抑制の信号が有効だと考えられています。

HMBがあればBCAAは不要!?エネルギーにもなるBCAA

HMBはBCAAの中のロイシンの代謝物ですが、HMBを摂ればBCAAは不要になるのでしょうか?
BCAAは筋肉中で筋肉の修復だけではなくエネルギーとしても働くためにあった方が良いのです。
HMBやBCAAは筋肉の分解の抑制と合成の信号になりますが、筋肉になる材料が無ければ筋肉は増えません。
そのため必須アミノ酸のEAAやタンパク質であるプロテインの補給も重要となります。

HMBの効果的な補給のタイミングは筋トレ前から

効果的に筋分解を抑制させるためにはトレーニング前60分にプロテインを適量、30分前にHMBとEAA筋トレ中はHMBとEAAと粉飴などをドリンクで補給すると血中アミノ酸濃度が高まります。
適量とは経験的に筋トレに影響を及ぼさない量を知る必要があります。
血中アミノ酸濃度を高めるのは濃くすれば良いわけではありませんので注意しましょう。

HMBのサプリメントのオススメ

プロテインとBCAAを飲むぐらいならば、プロテインとHMBに切り替えた方が良いとも言われていますが、効果の程はいかに…