「運動(エクササイズ)をしているのに痩せない」と思う方、果たして「痩せることができるのほどの運動量」でしょうか?
適切な運動量の場合は原因を探す必要がありますが、全ては基準がなければ判断できません。
また目的に合った運動をしているでしょうか?
痩せたいからジョギングなどの有酸素運動だけだったり、筋トレだけ。
普段サッカーをしているのに更に走り込みだけ、野球なのに持久力走ばかりなど練習メニューが偏っていませんか?
今回は運動の量や種類、頻度や強度について考えてみましょう。
運動には適切な量や種類、頻度や強度が存在する!
運動の種類、頻度と強度毎に適したコンディショニング方法があります。
強度が弱い(1日で回復可能)の場合、は週1回では足りません。
逆に強度が強い場合は回復できる日にちを見込まねばなりません。
このように、ただ運動すれば充分というわけではないのです。
さらに補強トレーニングとしてトレーニングメニューを加える場合、トータルでのバランスを重視しなければなりません。
【参考】補強トレーニングとは
①無酸素運動がメインの場合
当然の話になりますが、普段から筋トレなど息を止めることが多い無酸素運動が多い場合、有酸素運動を加えると痩せやすくなります。
筋トレなど無酸素運動は最大筋力や筋肉量を増やすために行われますが、偏ると体調を崩すことにつながります。
筋肉がエネルギーを燃焼するので、筋肉量を増やしながら有酸素運動を続けると脂肪が燃焼されやすくなります。
そのため有酸素運動を少しでも組み合わせると体調管理(コンディション)の点でも有効です。
【参考】既に筋肉はある人
②有酸素運動がメインの場合
有酸素運動を続けているのに結果が出にくい方、体質や年齢のせいにしていませんか?
体脂肪を燃焼させたいからと行って有酸素運動だけしかやらない場合、思うよりも効果が出ていないかもしれません。
実はマラソンや中・長距離で使われる遅筋も、筋トレで成長や発達しやすくなることがあります。
素人の場合は慣れだけの場合が多く、重要な栄養管理がされていないため、脂肪の消費よりも筋肉の分解が優先され筋力が増えなかったり、筋力バランスが乱れることが多々あります。
筋量の過多は中長距離には不利ですが、バランスを整えたり減らさない為の筋トレが必要になるのです。
有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果的な方法なので、筋トレと栄養管理を見直すことでパフォーマンスを上げましょう。
運動の習慣がある人は
目的により体脂肪率の目標は変わりますが、どの競技(スポーツ)でも完全に偏ることに意味はありません。
量やメニューが適切だと思われても筋力が増えない場合や体脂肪率が過多の場合は、栄養摂取も見直す必要があります。
スタイルの改善に必要な運動が既に習慣化されているので、正しい姿勢を知り、後は痩せやすい体質づくりである<一般的な実践プラン>を始めましょう。
姿勢や体質の改善で運動のパフォーマンスが上がるかもしれません。
正しい姿勢は体本来の能力を発揮し、脂肪の燃焼はエネルギーを補助します。
TCDはダイエットと銘打っていますが、ただのダイエットではありません。