とある女性の夫が、健康診断で血中コレステロール値が高いと指摘されたことをきっかけに、油類の”駆除”を始めました。ノンオイルダイエットも大変危険で間違ったダイエットです。
極端なノンオイルダイエットは効果なし!?
この女性は自身のお腹のたるみも気になっていたため、夫のついでにダイエットを始めました。
サラダ油やマーガリンといった家にある油という油をすべて捨てました。
オイルに加え友人も減らした
以前はパート仲間とランチに出かけると彼女たちと同じようにポテトフライやピザなどを食べていましたが、次第にそれも嫌になりました。
なんでそんなに不健康なものが食べられるのか、理解できなくなったのです。
そのうち彼女たちとの関係も疎遠になりました。
ノンオイルダイエットで極端な食生活を続けるうちに、風邪を引きやすくなったり寝つきが悪くなりしました。
脂質は三大栄養素の一つ
脂質は炭水化物(糖)、タンパク質に続く三大栄養素の一つであり、脂質こそ女性に必要な栄養素だと言われることも。
動物性脂質はスタートダッシュのエネルギーであり、闘争心をアップさせる為に重要な役割を果たします。
また体を構成する細胞の外壁は脂質で形成されているため、脂質が不足することできれいな肌を維持する力がなくなったり、免疫力が下がります。
すると感染症や脳血管疾患、がんになるリスクが高まります。
コレステロールは脂質の一種
また、脂質の一種であるコレステロールが不足すると体内でビタミンDがつくられなくなり、骨量や筋肉量が減少します。
同様に女性ホルモンの分泌量も減って、老化や認知症につながりやすくなるのです。