トレーニングは「食事8:筋トレ2」と言われますが、世間一般のアスリートは筋トレや競技練習など体を追い込んでばかり。
回復(休養)が足りないだけではなく、食事を抜いてまでトレーニングを続ける始末。
スポーツトレーニングの三大要素は「筋トレ、栄養管理、回復」なのに、上記では筋トレの要素しか満たしません。
栄養管理や休養が足りないためにボディメイク(体作り)をないがしろにしているのです。
果たしてスポーツパフォーマンスを向上させるためのトレーニングが、体を追い込むだけで良いのでしょうか?
私も若い頃は「追い込み続けるだけの競技練習」を何度も経験し、体作りを後回しにしていました。
ある日オーバーワークで起き上がることすらできなくなり、かかりつけの病院で現状を話すとトレーニングを改めて勉強するように言われました。
勉強すればするほど栄養管理の重さを痛感することとなったのです。
勉強しながらトレーニングを並行するうちに、三大要素すらまともにコントロールできなかった自分が「これだけでは試合でいいパフォーマンスが発揮できない」と感じ始めました。
足りない要素を具体化するまでに随分と時間が掛かりましたが「姿勢とコンディショニング(体調管理)」を加えた五大要素として定義しました。さらに五つの要素を写真の正四面体のように配置すると相互に影響することが分かりやすくなりました。
そしてトレーニング要素の研究では、この正四面体を大きくすることが「スポーツパフォーマンスの向上」でありトータルコンディショニング(TC)だと結論づけました。
市販されている本では一つの分野が一方的に紹介されているため、「特定の分野を組合わせ、効果を高める研究」をこの本にまとめたつもりです。
こんにちは!トレーニングを組み合わせる研究をしているビリートランクスです。
自分の研究内容をサイトで公開していたところ、予防介護の分野からお誘いいただきトレーナー業を始め、ジムトレーナーを経験しました。
働くうちに実際に会って伝えることのできる量に限界を感じ、オンラインで講座や書籍を販売して伝えることにしました。
一つのトレーニング要素を追求してもパフォーマンスは上がらない。
前述の通り、栄養管理もままならない状態ではトレーニング効果は発揮されません。
私も激しいトレーニングやサプリメントで補給しているつもりでしたが、今思えば朝食を抜いていたせいでトレーニング効果は追い込んだほど出てはいませんでした。
体を美しく魅せるボディデザイン(特にダイエット)でも同じことが言えます。
低炭水化物ダイエットや低糖質ダイエットを行い、ご飯やパスタなどの炭水化物(分解されて糖になる)を極端に減らす。
偶然にもPFCバランスで炭水化物だけが多かった人には効果を発揮するかもしれませんが、むやみに炭水化物を減らしても健康を害するだけ。
また栄養管理を完璧にできれば効果も出やすくなりますが、指導者に頼らず完璧な栄養管理ができるでしょうか?
この様に「食事の栄養管理だけ」や「筋トレだけでのダイエット」は非常に難しいのですが、簡単にできる幾つかのことを組み合わせるだけで想像以上の効果が出せるのです。
組み合わせることが私の研究結果であるトータルコンディショニングであり、一つの形がTCBです。
①ボディデザインやボディメイクにトータルコンディショニング
日本でトレーニングジムが流行りだした当初「筋トレをすることで体つきを変え、スタイルは改善できる」という意味でボディデザインという言葉が流行りました。
ダイエットとは本来「適正体脂肪率に収めること」でありボディデザインの一つですが、栄養管理により体脂肪率をコントロールし、エクササイズを加えながら姿勢を整えれば、体の見た目(シルエット)を変えることができます。
ボディデザイン(ダイエット)もスポーツトレーニングと同じトータルコンディショニングで効率的になるのです。
「スポーツパフォーマンスの向上に必要なと体作り」をボディメイクとしても、筋トレなどフィジカルトレーニングの割合が増えだけで、トータルコンディショニングの基礎は同じです。
②本誌の構成
- 第一章:コンディショニングの基礎
- 第二章:体を変えるエクササイズ
- 第三章:デトックスや部分痩せにも波及するトータルコンディショニング
- 第四章:部活に応用可能なトレーニングメニュー
第1章 コンディショニングの基礎
「体作り」では体組成計により「BMI、体脂肪率、筋肉量」など具体的な数値をスマホやPCに記録します。
次に一般的な指標と合わせて「理想の摂取カロリー量」など目標を立て、具体的に生活習慣(特に食生活)を評価します。
コンディショニングとしては悪影響を与えている原因を探し、回復力を高めるなど改善を行います。
ダイエットでは太りにくく痩せやすい生活習慣へと改善することになります。
第2章 体を変えるエクササイズ
「トレーニングはキツイ筋トレばかり?」なんて心配は全く不要!
第2章のテーマは『日常の動作をエクササイズに変える』であり、椅子から立ち上がる動作をスクワットに変えるなど、生活内で活動代謝量を増やすことから始め、ウォーキングや体力測定でお馴染みの踏み台昇降、誰もが慣れ親しんでいるラジオ体操など誰でも簡単にできるものばかり。
特に強度の強い筋力トレーニングが難しい成長期でも、姿勢の改善や負荷の軽いコアトレーニングを中心とした軽いエクササイズなので、健康状態であれば誰でも実践可能!
何よりも自然体の姿勢は身体の形成に重要であり、正しいトレーニング法や体調の管理法は知るのが早いほど後々のトレーニングが効果的になります。
☆コア(腸腰筋+殿部)トレーニング☆
「もっと簡単に実践できるトレーニングを増やして欲しい」という声を頂き、Ver.1.7でコアトレーニングなどエクササイズを追加しました。
私は「殿部と腸腰筋が釣り合う関係にある」と考えており、殿部と腸腰筋をコアトレーニングとして効果を高めます。
体幹下部のスタイルを改善するエクササイズで下半身太りにも有効だとは余り知られていません。
殿部を始めとした股関節周りの筋肉バランスを整えると、体幹下部の姿勢改善に効果的なのです。
またコアトレーニングはスポーツ界では有名ですが、アジア人の腸腰筋は黒人に比べて1/3の太さもありません。
そのため、知らなかった人にとってはこの基礎的なトレーニングがパフォーマンスを変えるかもしれません。
『コアトレーニングによる動ける体作り』がテーマの一つなので、本格的な「動きづくり」の準備にも相当します。
実際にフットサル仲間へコアトレーニングを紹介したところ、「急に体にキレが増し、足が動くようになった」と感想を貰いました。
第3章 TCBの設計概念
スタイルを改善するためには第1、2章で充分ですが、第3章は興味や理解を深めたい方へ各分野の説明と補足です。
更に実践者が今まで知らなかった分野を追求できるように、本誌の先の分野となる参考書を紹介しています。
デトックスや部分やせ、更には細かいトレーニングといった目的別へ、また個人の状態や経験、年齢や性別、競技やレベル、興味のある分野へ進みましょう。
コンディションレベル(体の状態)が上がるたびに経験のない分野へ進むことで、体質を改善するきっかけをつくり、常に変化し停滞することのない様にしましょう。
特に部活選手やアスリートにとっては最低限の知識と考えたものであり、第4章を活かすためには欠かせない内容です。
指導者もこの程度の知識は持つべきだと考えます。
第4章 TM・RSの実践編(おまけ)
第4章は別売りを予定していたスポーツトレーニングへ飛躍させるためのメニュー集であり、第3章で説明されているトレーニングメニュー・ルーティーンセット(TM・RS)の繰り返しで、自然とコンディションが上がるように設計してあります。
Ver.1.0では完全にスポーツトレーニングでしたが、「このままの内容だとレベルが高すぎて無関係な人が多いのでは?」とアドバイスを頂き、Ver.1.5では健康体であれば誰でも出来るレベルから部活レベルのアスリートまでが実践できるレベルにまとめ直しました。
アスリートであればコンディショニングをゼロから見直せる内容であり、無駄の無い構成と言えるでしょう。ただし、これらエクササイズ内容は市販されている本を多数紹介しているため、新たに購入する必要があります。第2章までの内容を実践できた方におすすめします。
部活やサークルといった多人数の環境であれば、分担して資料を揃えても良いでしょう。
③「おすすめの対象者」と「購入」はこちらから
当初初心者向けに書くつもりでしたが、ハードルが高すぎるとの評価から指導者向けに変更しました。
トータルコンディショニングのイメージはスポーツトレーニングとして筋トレ指導を変え、筋トレやクラスレッスンの効果を上げることになるでしょう。
ジムやクラブチームにただ漠然と通ってもらうのではなく、効果を出すための方法を知り、トレーニングを活かしきってもらいましょう!
購入はこちらから!「1980円」
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購入後のサポート
残念ながらメールや電話でのサポートはありませんが、「トータルコンディショニングベーシック」サポートサイトを用意しました。
販売規則上リンクを付けることが出来ませんので検索いただくか、URLの「sales/」部分を消してもご覧いただけます。
そこで更新情報や有益な情報を更新できればと思います。
Youtubeで無料エクササイズ動画を追加!
エクササイズが足りない方のために、Youtubeの『スポーツトレーニング研究室』で無料のエクササイズ動画を追加しました。
PC;You Tube>スポーツトレーニング研究室>画面右上の「筋トレ公開講座」
スマホ;概要>リンク>「筋トレ公開講座」
<美容・健康関連商品についての注意書き>
最近再注目された遺伝子の影響により、エクササイズ効果は結果が大きく左右されます。
本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。