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トレーニングボリュームとは、筋トレの総負荷量を指し、「セット数 × 回数 × 重量」で計算されます。筋肉の成長や持久力向上に影響を与える重要な要素であり、効果的な筋トレを行うためには適切なボリューム設定が不可欠です。本記事では、基礎から分かりやすく解説します。
トレーニングボリュームとは?基礎から分かる適切な設定方法
上級者になればなるほど、どれかの数字を増やします。
トレーニングボリュームの基本要素
- セット数:1つの筋トレ種目を何回繰り返すか
- 回数(レップ数):1セット内での挙上回数
- 頻度:1週間で特定の部位を鍛える回数
- 重量:使用する負荷の大きさ
これらを調整することで、筋肥大・筋力向上・筋持久力強化など、目的に応じた効果が得られます。
目的別の適切なトレーニングボリューム
基本的に初心者から上級者になるにつれ、セット数を徐々に増やします。
常に固定せねばならないわけではなく、調子が良い時は重量か回数、セットのどれかを少しだけ増やすと効果的な場合があります。
これらは筋トレ姿勢の習得後に考えると良いでしょう。
筋肥大(筋肉を大きくしたい)
- セット数:10〜20セット/週
- 回数:6〜12回/セット
- 頻度:週2〜3回/部位
- 重量:最大挙上重量(1RM)の60〜80%
筋力向上(重いものを持てるようにしたい)
- セット数:8〜15セット/週
- 回数:3〜6回/セット
- 頻度:週2〜3回/部位
- 重量:最大挙上重量の80%以上
筋持久力向上(疲れにくい体を作りたい)
- セット数:12〜25セット/週
- 回数:15回以上/セット
- 頻度:週2〜4回/部位
- 重量:最大挙上重量の50%以下
トレーニングボリュームを適切に調整するポイント
- オーバーワークを避ける:回復が追いつかないほどのボリュームは逆効果。
- 徐々に負荷を増やす:(漸進性過負荷の原則)同じボリュームでは停滞するため、徐々にセット数や重量を増やす。
- 適切な休息を取る:筋肥大を狙う場合、各部位の回復には48〜72時間が必要。
- 自分の体調に合わせる:疲労やストレスを考慮し、無理なく継続できる範囲で調整。
まとめ
トレーニングボリュームは筋トレの成果を左右する重要な要素です。筋肥大・筋力向上・筋持久力強化などの目的に応じて適切にセット数・回数・重量・頻度を調整し、無理なく継続できるプランを立てましょう。