スポーツトレーニングの三大要素とは
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一般的にトレーニングの三大要素は「トレーニング・栄養・休養」といわれ、現代のスポーツでも常識となっています。しかし果たして本当に三つの要素だけで足りるのでしょうか…

スポーツトレーニングの三大要素とは

 こちらの本は初心者にとって非常に分かりやすくまとめられており、2020年でも説明や構成を参考にしています。
ご自身が初心者であると自覚するのであれば、ぜひとも手にとって読んでほしい一冊だと思います。

※※※以下「体を変えるトレーニングと食事がわかる!」から引用※※※

 筋肉を強く大きくしていくためには、3つの重要な要素を満たす必要があります。
単にハード・トレーニングをすれば良いと言うわけではないのです。
せっかく一生懸命にやっていても、3つの要素を充分に満たしていないために、成長が充分に得られないということはよくあります。

重要な3つの要素とは、「トレーニング」「栄養」「休養」です。
以下、具体的に説明していきます。

1.筋トレ(ストレングストレーニング)

 トレーニングとはつまり、筋肉へある種の”刺激”を与えることです。
この刺激を「負荷」と呼ぶこともあります。
ウエイト・トレーニングの場合、それはウエイトの重さや反復回数(さらにはセット数や休息時間)などになります。

中でもダンベルやバーベルの重さが、「負荷」を決める大きな要素になります。
一定以上の負荷が与えられると、筋肉はある意味でダメージを受けます。
ミクロのレベルで筋肉が損傷を受けるのです。
すると人間の体はその刺激に対して適応しようと働き、筋肉は以前よりも強くなろうとします。
これを繰り返すことによって筋肉は強く大きくなっていくのです。

【参考】フィジカルトレーニング研究室

2.栄養

 筋肉に刺激が与えられ、それに負けまいと筋肉が成長するには、筋肉を作る材料が必要となります。
筋肉は主にたんぱく質で出来ていますから、充分な量のたんぱく質を摂っておく必要があります。

充実したトレーニングを行うためにはそのためのエネルギー補給を適切に行うことも必要です。
エネルギー供給が充分でないと、本来なら上げられるダンベルを上げられないということも起こります。
それは適切な負荷が筋肉にかからないと言うことを意味します。

また、エネルギー源としての炭水化物が充分でないと、筋肉を作っているたんぱく質が代わりにエネルギー源として使われるようなことも起きてきます。
したがって、たんぱく質だけでなく、バランスの取れた総合的な栄養摂取の対策も必要になります。

【参考】スポーツ栄養研究室

3.回復(休養)

 筋肉が刺激を受け、その刺激に耐えられるように成長するためには、ある程度の時間が必要です。
このことを回復といいます。
そのタイミングに上手くあわせて次のトレーニングを行うのが、最も合理的な方法になります。
ウエイト・トレーニングは、毎日行う必要はないし、かえって毎日でない方がよいのです。

【参考】スポーツ回復方法研究室