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洗濯槽の汚れを甘く見てはいけません。洗濯槽にこびりついている汚れは、アレルギーはおろか、喘息を始めとする呼吸器系の病気の元になります。

洗濯槽に潜むアレルギーの大敵「黒カビ」

ワイドハイターを買ってきた.JPG洗濯槽(せんたくそう)は定期的に汚れを取らないとその汚れに黒カビが発生し増殖します。

汚れる原因は「洗剤カスや糸くず」にカビが発生・繁殖を繰り返します。
カビは胞子を飛ばすためにアレルギーには大敵で、衣服を洗ってもカビがついていてはアレルギー体質に良いわけありません。
黒カビは呼吸器の病原菌であるとともに、アトピーの原因でもあります。

03.ワイドハイター裏面.JPG洗濯槽の汚れは蓄積し過ぎると素人では取れなくなるため、1ヶ月に1度は洗濯槽クリーナーで掃除を心がけましょう。
①安くて気軽に試せる、酸素系クリーナー。
アリエール 洗たく槽クリーナー 250g

②ドラム式洗濯機に対応クリーナー。
ドラム式専用洗濯槽クリーナー
買ってから毎月洗濯槽クリーナーをしているならば洗濯槽クリーナーで良いのですが、実は長年使った洗濯槽の汚れは落ちないようです。

洗濯槽クリーナーでも落ちなくなったら

①開始直後ひたすら泡立つ.JPG 未だかつて洗濯槽クリーナーを使ったことがない人、洗濯槽クリーナーではあまり汚れが落ちない(と思われる)方は『酸素系漂白剤』を使いましょう。

②泡がどんどん高くなる.JPG漂白剤といえば塩素系と思いきや、酸素系漂白剤が良いそうな。

写真(ページ一番上)は今回用意した「ワイドハイターEx」。

③蓋を閉められないほど高くなる.JPG ★ワイドハイターEXパワー 大サイズ つめかえ用 880ml
グッと汚れが落ちそうな名前。
なんたってEx。

④ひたすら泡をシンクへ移した.JPG 後半左側の写真は、以下の掃除方法の作業中写真です。

伝わりづらいかな?
泡立ち続けるので、蓋を閉めたり完全に放置すると大変なことに…

~洗濯槽の掃除方法~

⑤一旦停めて泡をどけた状態.JPG1.暖かいお風呂の残り湯を洗濯機の水量最大の位置まで入れる。

ぬるそうな場合はやかんで暖かめのお湯を追加。

※洗濯槽の限界温度は超えないこと。

(目安は50~60℃
⑥取り除いてもまた泡立つ.JPG2.洗濯機に酸素系の漂白剤を500g(~丸々一本)を投入。

「洗いのみ」で長めに回し、完了しても水は捨てない。

⑦途中の状態.JPG3.洗濯機を2時間放置する。

もう一度「洗いのみ」で回して一晩放置する。

⑧汚れを少しすくってみた.JPG4.翌朝、洗濯槽の目が詰まらないように、
浮いている汚れを網などですくう。

すすぎで回して水を捨てる。

⑨すすぎを掛けて水をほぼ捨てた状態.JPG納得の行くまで「1~4」の繰り返しですが、繰り返し過ぎは洗濯機が痛むだけと思われます。

⑩完了して泡を取り除いた状態.JPG傷まないようにするには、定期的に繰り返すだけで充分です。

数年、もしくは一度も洗濯槽のメンテナンスをしたことのない場合は、880mlを2度に分けて上記作業を行うといいでしょう。

※酸素系漂白剤を使う場合は、くれぐれも塩素系漂白剤と混ぜないように気をつけましょう。

(2014.1.15写真追加)