コンディションチェックを定期的に行い自分の状態を確認し、トレーニングの強度を設定しましょう。強度の設定は体調や状況により常に変更することになります。
コンディションチェックは記録を残せ!?体組成を数値で管理する!
コンディションチェックは定期的に行うトレーニング要素。
定期的に測定することでトレーニングや練習メニューを細かく変更することができるようになり、目標の設定と成長の過程が見えるようになります。
例えば筋トレでは強度を毎週確認することで、種目やセット数などトレーニングボリュームで管理します。
可能であれば数ヶ月ごとに血液検査もすることで、数値では見えない能力が見えるようになります。
※トレーニングボリューム…1週間でのレップ(挙上回数)とセット数はある程度一定にし、重量を増やしていく筋トレ方法のこと。
コンディションチェックとピリオダイゼーション
まずは身体測定や健康診断、血液検査によりコンディションチェックを行います。
次に年間での目標を設定し、合わせて段階的な目標を設定する長期間でのトータルコンディショニングを行います。
例えば目標設定で「筋肉量はどの程度まで増やし、体脂肪率を19%から14%にする」など具体的な数値を出し、食事での栄養管理を具体的に決めるなど段階的に考えます。
必ず予定通りには進みませんので、月1などで調整すると良いでしょう。
1.年間計画とコンディションチェック(年1回)
トレーニングの強度だけではなく、年齢により伸びやすい能力があります。
年1回のコンディションチェックにより年齢にあったトレーニングをしているか、トレーニングメニューは偏っていないかなど、大きな方針を確認します。
- トレーニング計画の設定
長期のトレーニング計画をピリオダイゼーションと言います。
テスト期間なども無理にトレーニングを詰め込むのではなく、体を休める時期にあてるなどの計画も重要です。
【参考】
①ゴールデンエイジとトレーニング
②トレーニングメニューの調整方法 - アレルギーの検査
アレルギーの検査などは個人的に病院などで確認すると良いでしょう。
【参考】
③アレルギーの有無と対策
2.スポーツ・フィットネス評価(月1回)
- 体力測定
体力測定で現在の到達度やレベルを知り、目標を再設定し、トレーニング種目と強度の設定しましょう。
【参考】体力測定(日本体育協会)
コンディションチェックと五大要素(週一回)
学生の場合、試合の有無、成長期などで簡単にオーバーワークになりやすい傾向にあります。
オーバーワークの状態では怪我をしやすくなるため、トータルコンディショニングで注意をしましょう。
3.食生活の確認
食生活の偏りに対しサプリメントで補えているか。
栄養管理が自己流になっていないかを確認。
【参考】毎日の食事を確認
4.回復状況、怪我の有無と頻度など
オーバーワークになっていないか、競技性の怪我なのか、個人的な癖なのか分析。
【補強Tr.】フィジトレ研
5.柔軟性と姿勢
正しい姿勢を作れているか、柔軟性は偏っていないかをチェックする。
【ストレッチ】ストレッチ研究室
【姿勢】姿勢改善研究室
体組成と活動測定(毎日)
若いうちは余り感じることがないかもしれませんが、季節や気温により体調は細かく変わります。
毎日のトレーニングと食事、休憩により体がどのように変化するのかを細かく記録を取ると良いでしょう。
6.体組成の測定
身長、体重、体脂肪、BMIなど。
体組成計と連動したスマホでの記録がオススメ。
【活動量計】活動量、睡眠管理などを確認するための測定・記録道具
“個人のコンディションチェックで常にレベルの確認を!” への1件のフィードバック