コンディショニングと各四大要素(姿勢、フィジカルトレーニング、栄養摂取、休養)は表裏一体で、各要素にコンディショニングが含まれるイメージです。
①姿勢とコンディショニングの関係
姿勢とコンディショニングの関係は「骨格のメンテナンス」と言えば簡単にイメージできると思います。
これこそ間違って広まっていたボディコンディショニングのことだと推測できます。
競技練習を重ねると筋力バランスが崩れ、自然体の姿勢も維持できなくなります。
筋力バランスが乱れているところに加え、脚を組んだり片足立ちしたりすると骨格は更に歪みます。
筋力バランスや骨格の歪みのコンディショニングで、常に最高の状態を維持しましょう。
新たに加えたトレーニング要素「姿勢」
姿勢のコンディショニングとはボディコンディショニングの一つであるため、「姿勢の改善全てがコンディショニングの一部では?」と考えました。
しかし「競技特有の姿勢」もあるため全部ではないことに気づきました。
普段の基本姿勢が変わると筋肉の長さや張りが変わり、筋力が変わります。
筋力が変わるとボディバランスも変わるため、スポーツパフォーマンスに多大な影響を与えます。
感覚的に体の使い方の癖を除けば、美しい姿勢がカラダ本来の力を発揮することは間違いありません。
コンディショニングの一部として骨格のメンテナンスがある。
骨格(関節)のコンディションは、ストレッチや整体体操で治せる。
②フィジカルトレーニングとコンディショニングの関係
フィジカルトレーニングには筋トレだけではなくアジリティートレーニングも含まれています。
フィジカルトレーニングをし過ぎないようにトレーニング量を管理調整し、疲労の度合いや怪我の予防までがフィジカルトレーニングのコンディショニングに該当します。
競技練習により常に疲労を抱えている人がいますが、それはただのオーバーワーク。
最長でも一週間単位で完全に疲労から回復する必要があります。
筋トレは怪我の元にもなる
筋トレで例えれば、オーバーワーク(ただのやりすぎ)により筋肉痛が抜けきらない様な状態を作ってしまうことです。
よく言われる指標は「一週間経っても次の筋トレができない場合は全治一週間」です。
ベテランでもやり過ぎて筋トレ日から4日経って5日目には回復し、6日目で超回復、7日目の一週間後には次の筋トレでなければなりません。
適量のトレーニングを守り、しっかりと予定の元に実行しよう。
疲労の具合を想定し、疲れを貯めないような体調管理を覚えよう。