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前回に続き、各要素とコンディショニングの関係。我ながら見辛いな…

コンディショニングと四大要素との関係「③栄養 ④休養 ⑤試合直前のコンディショニング」

③栄養管理とコンディショニングの関係

スポーツ選手の必要な栄養量は、1日三食と間食の2回含めた「三食+二間食」でも足りません。
そこでサプリメントで補って初めて必要量が足ります。
トレーニングと栄養も密接に関係し、疲労が蓄積した状態では食べたくても胃が受け付けません。

栄養管理は最も重要なスポーツトレーニングの要素

栄養摂取のコンディショニングは、食べることが苦手な人には難しいトレーニング要素の一つ。
しかし私の経験からもこの栄養摂取のコンディショニング(栄養管理)をすると、疲労の蓄積が異なります。
筋トレで例えても、筋トレ2、栄養管理8と言われるぐらいなので、重要さが分かると思います。
【参考】一日三食を整える

栄養管理がパフォーマンスの全てを決める
    1. 1日「三食+二間食」を心掛け、サプリメントも適宜取り入れる。
    2. 疲労の具合を想定し、自分に合わせた栄養管理を覚えよう。
      ※プロテインもサプリメントの一つです。

④休養(回復)とコンディショニングの関係

休養はコンディショニングに全て含まれるのかもしれません。
トレーニングに疲労はつきものなので休養(回復)が不可欠ですが、休養は日程とタイミングの管理が重要になります。
練習やトレーニング日程がびっしりだと休養日までにオーバーワークになりやすくなるため、回復できなくなる前に小さな休養も挟めるようにしましょう。
日程管理は、少し足りない程度のトレーニング量を意識しましょう。

休養(回復)の方法も様々

体力的疲労、筋肉の疲労、関節の疲労、精神的疲労…と疲労の種類も様々あるため、様々な休養の方法を知っておくと良いでしょう。
気分転換も重要な休養の要素でありため、何もしない休養よりも積極的に体を動かす回復方法もあります。
競技の種類と練習日程、練習量、練習法、疲労具合を管理出来るようにしましょう。

オーバーワークよりも休養(回復)優位の日程管理を!
  1. 競技や練習量に見合った休養をしっかりと予定してとりましょう。
  2. 体質に合う、より早い回復方法を習得しましょう。

⑤トータルコンディショニング

トータルコンディショニングとは四大要素全てのバランスを整えることを言い、試合直前には非常に重要となります。
トレーニング要素全体を整えるためには非常に難しく、知識と経験が必要になります。

試合に向けたコンディショニング

これは四大要素である「トレーニング、栄養、休養」とコンディショニングの全てが関わるカーボローディング法などが有名です。
カーボローディング法とは「試合で最高のパフォーマンスを発揮するためのコンディショニング方法のこと」で、試合1週間前から競技練習や筋トレを含めたトレーニングの量を徐々に減らし、休養を増やします。
さらに食事の管理で「試合当日に体内の炭水化物がエネルギーに変換されるように1週間の献立を調整する」ことで、体内の炭水化物量を170%にまで引き上げる方法のこと。
【参考】試合直前の食事法とは