①クレアチンはタイミングが重要!?おすすめの飲み方とは
※当サイトの記事には、広告やプロモーションが含まれることがあります。

クレアチンとは、筋肉づくりの材料となるプロテインやアミノ酸以外でパワーアップに効果があると認められ、その実績から世界のトップアスリートたちの間でも広く使われています。

クレアチンは瞬発力に使われるエネルギー源!

クレアチンアルギニン、グリシンおよびメチオニンの3種類のアミノ酸から構成され、主に肝臓、すい臓、腎臓で作られます。
そのほとんどは筋肉の中にリン酸分子と結合したクレアチンリン酸として貯蔵されます。
筋肉中に貯蔵されているクレアチンリン酸は、全力で走ったり、全力でジャンプしたりあるいは非常に重いウエイトを全力で上げるような場面での、瞬発的な最大パワーの発揮に大きく関わる物質です。
このような強度の高い運動を繰り返すと、体内のクレアチンリン酸は8秒程度で使い果たされると言われます。
つまり、このクレアチンリン酸の蓄積量が最大パワーの継続持続に関係し、スポーツパフォーマンスにも大きく関わる栄養素だと分かります。

クレアチンは食品にはそれほど多く含まれないため、適切な量のクレアチンを摂るにはサプリメントでの摂取が一般的になります。
さらに体内に一定量以上を貯めるには、サプリメントを利用したローディング法が効果的だとされています。

クレアチンは筋トレだけ!?スポーツパフォーマンスのアップにも!

実際、クレアチンの摂取によって、自転車こぎや短距離走などで疲労困憊(ひろうこんぱい)するまでの持続時間が延びたり、ウエイト・トレーニングでの1RM(1回だけ上げられる最大重量)が向上したなどの実験結果が報告されています。

クレアチンは筋トレでも大きな効果を発揮する

クレアチンを摂取するとスポーツパフォーマンスが高まるだけでなく、ウエイトトレーニングの強度も上げることができます。
クレアチンの摂取で筋肉は普段よりもパンプアップし、適切な回復を促すことでさらに効率よく筋トレやウェイトトレーニングができるようになります。
加えてクレアチンには水素イオンを中和し、筋肉の疲労を緩和させる働きも報告されています。

クレアチン摂取のコツと注意点

クレアチン摂取に際して気をつけてほしいのは、水分摂取を充分に行う必要があります。
クレアチンを摂取すると筋細胞に水分が取り込まれ、電解質濃度が不安定になります。
したがってクレアチンを摂取している間は、水分を多めに摂ることが大切です。
なおクレアチンは糖分が多く含まれているスポーツドリンクや、酸味の少ないぶどうやりんごなどの100%果汁ジュースに溶かして飲むと吸収率が良いとされます。

飲み合わせでクレアチニンに変わる!クレアチニンに要注意!?

ただしオレンジジュースなど、柑橘系で酸味の強い飲み物(酸性の液体)に溶けると、クレアチニンと言う物質に変化するため注意が必要です。
クレアチニンとは、クレアチンを筋肉でエネルギーとして活用した後に出る老廃物で、尿として排出します。
腎臓が悪くなるとクレアチニンが体内に溜まり、排出できずに濃度が高くなります。
さらに腎臓が悪くなると透析が必要になります。

カフェインはクレアチンの効果を下げる!?

またはっきりとした原因は分かっていないようですが、「カフェインを一緒にとるとマイナスの影響を及ぼす」という研究も報告されています。
クレアチンを摂取している間はカフェインを含むコーラやお茶などを控えた方が賢明でしょう。

カフェインとクレアチンの摂取は、1~2時間空ければ問題ないだろうと言う人も居ますが、本当でしょうか?
カフェインは体内に4~6時間滞留すると言われていますので、カフェインを先に飲むと悪影響があるかもしれません。