①なぜ一日の食事は三回必要?健康とエネルギーに必要な理由
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テレビ番組で「一日一食や二食で充分」という情報を聞くことがありますが、それでは健康な生活を送るのは難しいかもしれません。さらに、アスリートのようなトレーニングを行う人たちでも、三回の食事だけではエネルギー不足に陥ることがあります。

アスリートは通常、三回の食事と二回の間食を目標としています。ここではまず、三回の食事がなぜ重要なのかについて詳しく見ていきましょう。

三回の食事で栄養バランスを整える!体は常にエネルギー不足!?

breakfastまずは規則正しい生活ができる前提ですが、三回の食事それぞれに意味があります。
筋トレや増量時では「お腹が空く(筋肉が分解され始める)前」に食べるべきだと言う人がいますが、一般的な食事では完全にお腹がすいてから食べることが前提。

まず、規則正しい生活を前提として、三回の食事の重要性を考えてみましょう。筋力トレーニングや増量時には、お腹が空く前に食事を摂ることが勧められます。しかし、通常の食事ではお腹が空いてから食べることが一般的です。

朝食が睡眠時に不足したエネルギーを補う

朝食を抜く人や、殆ど食べない人からすると驚くかもしれませんが、人の体が最も活発になる食事の量は「朝3・昼3・夜3~4」と言われます。
朝食では寝ている間のエネルギー不足と、昼食までのエネルギー補給が必要になるため、本来はかなり食べる必要があります。

起床時の体内では糖が枯渇した状態のため、筋肉が分解(カタボリック)され続けています。
アスリートは勿論、美しい体を作るボディデザインやダイエット目的の方に筋肉の分解は大敵のため、筋肉を増やすべき人にとって朝食がいかに重要か分かります。

朝食を食べて脂肪燃焼回路を大きく回せ!

本来人間は朝炭水化物を補給することで、炭水化物と脂肪を燃やすエネルギーの燃焼回路が回り出し、さらに体の様々な機能が動き出し自律神経も整い始めます。
アスリートはもちろん、ダイエット目的の方は朝ほど食べろと言われるのはこの理由です。
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起床から朝食を食べるまでの時間

起きてから最低1時間空ければそれなりに食べることもできますが、朝は時間が取れないことが多く、体も目覚めていないために食べたくても食べれないこともあります。
(※実際には起きてから1時間以上は空け過ぎという研究結果ありますが、食べないよりは良いでしょう。)

朝食と昼食の間に間食

朝食には消化の良い物を食べれば良いのですが、大抵の場合朝食だけでは栄養補給が不完全になります。
そこで本来は午前中の間食が必要となります。
(間食については②へ。)

昼食の栄養補給で体の栄養バランスはようやく整う

昼食は朝食の不足分を補い、午後のエネルギーを貯蓄する食事。
昼食を食べるとようやく栄養バランスが過不足なく整います。

昼食と夕食の間に間食

時間にすると昼食から夕食が一番長く、体力を使うために相当量の栄養補給が必要になりますが、お腹いっぱい食べるのは健康にも悪く、午後の作業効率も落ちるので不適切と言えます。
昼食と夕食の間にも間食を予定し、軽食でエネルギー補給をすると良いでしょう。

夕食で食べ過ぎると胃もたれの原因に

一日三食の場合は昼食からの栄養の不足分と、朝まで寝ている最中のエネルギーが必要になります。
時間帯にもよりますが、一般的には夜10時以降重いものを食べると消化不良や、睡眠へ影響を及ぼすと言われています。
この消化不良や体内に残った未消化物が睡眠をひどく浅いものへとします。

理想は7時までに食事を済ませ、就寝までゆったりとする時間が最低4時間は必要となります。
社会人などは難しいことですが、間食を上手く活用することで夕食の量を減らし、体の負担を軽くすることができます。

夜に油ものは消化吸収を妨げ、胃もたれの原因に!?

多くの方が夕食に重いものを食べます。
ところが体に負担のない食べ方としては、昼食に揚げ物や油もの、消化に時間が掛かる食事がおすすめです。
朝食と朝食後の間食で食事に対するエネルギーが補給されていれば、消化や吸収をする能力も上がっているかもしれません。

アスリートは夕食後に間食を食べる人もいる

満腹状態での睡眠は浅くなりますが、アスリートなどは特に消化に良いものやサプリメントなどで栄養バランスを整える人もいます。
食事量を増やせると回復や成長が早くなるため、高いスポーツパフォーマンスを見せるアスリートたちの多くは胃腸が強い人が多いことも確かです。