体内時計の修復に効果のある甘酒ですが、修復効果を最大限にいかすための飲み方を考えてみましょう。
甘酒は温めてはいけない
一般的に温めて飲まれることが多い甘酒には、ビタミンB1・B2・B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、アルギニン、グルタミン等のアミノ酸が含まれており、便秘解消・美肌効果・ダイエット効果・疲労回復など様々な効果があります。
江戸時代では夏の栄養補給の一つとして冷やして飲まれていた事実もあり、飲む点滴と言われていたほど栄養価の高い飲み物。
しかし甘酒に含まれる酵素が温めると分解されるため、その効果が失われてしまうのです。
飲み合わせで栄養価もアップ
飲みにくい場合は、豆乳やヨーグルトを少し混ぜたり、生姜を加えることで栄養価も吸収効率も上がります。
その日の気分で飲み方を変えると良いでしょう。
生姜と甘酒
甘酒に生姜を入れるのはもっとも一般的な飲み方ではないでしょうか。
生姜を入れるとエネルギーの燃焼回路にスイッチが入り、体脂肪も燃えやすくなります。
寒い時期にもおすすめしたい飲み方になります。
生姜は特に乾燥生姜がオススメで、生姜を乾燥させたものは効果が数倍にも跳ね上がります。
【参考】Amazonの乾燥生姜
量は少ないのですが、思ったよりも減りません。
豆乳と甘酒
豆乳は特に美容を気にする方にオススメの飲み合わせ。
勿論割合はお好みですが、「豆乳:甘酒=1~3:1」がオススメだそうです。
豆乳には大豆たんぱく質を始め、レシチン、イソフラボン、サポニン、オリゴ糖、ビタミン群…と様々な栄養素が含まれています。
イソフラボンは特に女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしているため、美容にはうってつけの食物だと言えます。
またオリゴ糖は腸内のビフィズス菌や乳酸菌の餌になるため、腸内環境の改善に有効です。
また豆乳であれば生姜を少し入れても気にならず、飲み合わせは最高におすすめかも知れません。
ヨーグルトと甘酒
腸内環境を改善されたい方には乳酸菌入のヨーグルトがオススメ。
ヨーグルトであれば蜂蜜やオリゴ糖を加えてさらに腸内環境改善向けにすることもでき、様々な楽しみ方ができます。
でもこの場合、甘酒にヨーグルトを入れるのではなく、ヨーグルトに甘酒を入れると言った方が正確な気がします…
甘酒を飲むべきタイミングと回数
体内時計の修復に最も効果的な甘酒を飲むタイミングは、「目が覚めた直後」だそうです。
甘酒に含まれるグルコースを起きてすぐ吸収することで、交感神経と副交感神経の切り替えに働きかけます。
そのため枕元に甘酒を置いといて、起きたら布団から出るやいなやのタイミングで飲むのがベストだそうです。
本当にそんなことをする人がいるのでしょうか…
甘酒はできれば1日2回飲んでほしい
甘酒をサプリメントの代わりとして効果的に飲む方法は、朝と夜の一日二回。
寝る2時間前までに飲んでおけば睡眠を邪魔することもないと思います。
甘酒は近くのスーパーなどで売っているもので充分です。
参考までにAmazonのリンクを貼っておきます。
飲み比べて自分のお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
【参考】Amazonの甘酒