ズレた体内時計を修復するための甘酒選びのポイントは、米麹(こめこうじ)で作られたものを選ぶこと。体内時計の修正に関して酒粕(さけかす)から作られる甘酒よりも約20倍も効果的なのだとか。
甘酒のグルコースが体内時計を調整する
そんな不規則な生活や睡眠不足な人に体内時計を直すためにお勧めする一つの方法が、甘酒を起きがけに一杯飲むこと。
甘酒に含まれるグルコースが体内時計を修復するのに効果的で、米麹(こめこうじ)の甘酒に多く含まれます。
グルコースはブドウ糖の一つなので、朝食でパンや米などの炭水化物を摂ることを勧められる理由もうなずけます。
朝起きて9時までには朝ごはんを食べるという理由も、なるべく早く食べることで体内時計を修復する効果があるのでしょうか。
酒粕と米麹の甘酒の違い
米麹の甘酒よりも様々な栄養価では高い酒粕の甘酒は、日本酒のもろみを圧搾した後でできる「ろ過残存物」です。
残念ながらアルコール成分が残っている事が多く、子供や妊婦などが飲めません。
成人でも仕事がある日の朝には飲まない方が無難でしょう。
アルコールを飛ばそうと温めると酵素を始めとした栄養素が分解され、ただの甘い汁になります。
そのため余り火を通さずに飲むことが良いとされていますが、温める場合は弱火でじっくりと40℃程度までが推奨されています。
酒麹と米麹の甘酒を比較すると…
『米麹の甘酒』
潰したお米に麹菌(こうじきん)を加えて発酵させて作られており、アルコール成分はありません。
今回の話題で体内時計を修復するためには米麹の甘酒がオススメ。
- カロリーは低め
- 米と米麹の自然な甘さがありますが割高
- 起きがけに飲むと体内時計の修正に効果がある
『酒麹の甘酒』
体内時計を考えない場合は、酒麹の甘酒も悪くはありません。
甘酒は栄養価が高くアミノ酸飲料とも言われるため、継続して飲むならば安価な酒麹の甘酒もオススメです。
- 砂糖で甘味を付けられたものが多いためにカロリーが高め
- トータルの栄養価では米麹よりも高く評価される
- 非常に安価
原材料で栄養素は変わる
一般的に栄養価は酒粕の甘酒の方が高いのですが、原材料や作る工程でも変わります。
同じ製品名でも作っている会社が異なれば栄養価も異なるため、参考程度でお考えください。
甘酒は近くのスーパーなどで売っているもので充分です。
参考までにAmazonのリンクを貼っておきます。
飲み比べて自分のお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
【参考】Amazonの甘酒