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睡眠の質や時間は年齢や眠る時間帯により大きく変わり、最高の睡眠を実現する為には色々と条件があります。
睡眠の質は年齢や時間帯でも変わる
また、不眠症の患者の多くは「ないものねだり」をしていると三島医師は指摘する。
「8時間ぐっすり眠りたい」という強い願望自体が、そもそも無理な話だったりします。
年齢が高くなるにつれ、基礎代謝量や体力、日中の活動量の低下等から長時間眠れなくなります。
60代後半では6時間眠れば充分なのです。
ポイントはこの睡眠をどの時間帯でとるのかだ。
午後5~10時は覚醒しやすい時間帯で、「睡眠禁止ゾーン」といわれています。
睡眠を深める3つの条件
「高齢者の多くは早い人で午後7時、普通でも8時、9時には布団に入って、眠れずもんもんとしている。
こんな時間に寝たら、夜中に何度も起きたり、朝早く目が覚めたりするのは当たり前のこと」と三島医師は説明する。
このため、睡眠指導として3点を禁止している。
(1)早寝
(2)布団に長時間いること
(3)昼寝
「これを守るだけで6時間ぐっすり眠れるようになる人は少なくありません」と三島さん。
これに対し睡眠不足に陥っている働き盛りの日本人は、最低でも布団に7時間いることが求められています。