手動負荷トレーニングの効果と方法 | 自重トレーニングの魅力
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手動負荷トレーニングとは、自分や補佐の人に手で負荷を掛けながら行うトレーニング方法のこと。細かい負荷の調整や場所、器具を選ばないことが利点であり、途中から補佐に切り替えることもできるため、大変貴重な筋トレ方法です。

手動負荷トレーニングとは

手動負荷(マニュアルレジスタンス; MR)トレーニングは、支える補佐と逆の発想で、自分もしくは補佐する人の手により負荷を加えるトレーニング方法のこと
負荷は掛け過ぎても足りなすぎても意味がないため、負荷の強度を理解する必要があります。
自重だけでは負荷が足りない人が、決めた回数ギリギリ出来るかどうか程度に手動負荷の力を調整するため、最初はどの程度の負荷が必要かを知るための機会を設ける必要があります。

手動負荷トレーニングの利点と欠点

手動負荷(MR)はマシン並みの高負荷を掛けることは不可能ですが、首や手首と言った関節の動きが強調される種目や、インナーマッスルや小さな筋肉を動かす種目には大変有効です。
自重だけでは負荷が足りなくなってしまった場合は負荷として、セット中に疲労した場合は補佐に切り替えることができます。

部活やクラブチームなど団体での筋トレにおすすめ

団体での筋トレでは器具が足りません。
そのためチームを組んで交代で器具を使用するしかありませんが、手動負荷による筋トレはパートナーと交互に行うことで筋トレの負荷を掛けられる様になります。
そのため部活やクラブチームといった大人数にオススメです。

コアトレーニング 手動負荷の例;(01:25~)

負荷は安定して7~10回出来る様に調整する必要がありますが、手動で負荷を掛け、途中から補佐に切り替えることも可能なため、部活など複数人いる場合は特に役立ちます。
また、手動負荷ではスロートレーニングも加える事が出来ます。
ゆっくりとした動作で負荷を自由に変えることが出来るため、最初は弱い負荷で、安全な姿勢では強い負荷など変化させることも出来るのです。

手動負荷トレーニングで鍛えやすくなる筋トレ種目

普段鍛えにくい筋肉でも、特に手動負荷トレーニングが有効な種目を列挙します。

  • 首のトレーニング…ネックフレクション/ネックエクステンション/ネックラテラルフレクション
  • 三角筋後部…リアデルト
  • 広背筋…プルオーバー
  • 殿部横(足を外側に開く筋肉)…ヒップアブダクション
  • 内転筋…ヒップアブダクション
  • 脛(すね)…トゥレイズ