①怪我なく筋肉を効率的につけたいならコレ!スロートレーニングのススメ
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「スロートレーニング」とは、ゆっくりとした動作で筋肉に負荷をかけるトレーニング方法のこと。従来のクイックリフトのように勢いをつけず、完全にコントロールできる重量ゆっくりと上下させることで怪我のリスクを最小限に抑えながら効率的に筋肉を鍛えることができるため、アスリートにとっては最高の筋トレ方法の一つと考えられます。

スロートレーニング最大のメリットは怪我の予防にある

スロートレーニングの基本は70秒セットと呼ばれる方法で行われ、1セット70秒間「7~10回を(7~10秒/1回)」、姿勢を崩さずに完全にコントロール出来る重量を設定して行います。

1.怪我のリスクを大幅に軽減

従来の筋トレではクイックリフト(片道1~3秒で持ち上げて1~3秒を掛けて下ろす方法)で行われますが、筋肉と骨をつないでいる腱や靭帯に大きな負荷が掛かり、スポーツトレーニングで疲労が蓄積した体にはスポーツパフォーマンスを上げるどころか怪我の危険性を高める結果になりかねません。

完全にコントロールできる重量で行うことで、腱と靭帯へのダメージを減らすことができます。

2.筋肉への刺激を最大化

スロートレーニングではゆっくりとした動作で重量と筋肉をコントロールすることで、筋肉への刺激が長時間持続し、負荷を純粋に筋肉へ伝達する(効かせる)ことができ、より効果的に筋肉を成長させることができます。

「スロートレーニングは筋トレ効果がない」と言う人達は、効かせる筋トレが出来ていないのかもしれません。
正しく筋トレを行うためには、一度パーソナルトレーニングを受けるなど正しい筋トレ姿勢を習得する必要があります。

スロートレーニングの隠された効果

加圧トレーニングほどではありませんが、スロートレーニングにより血流が遅くなると成長ホルモンが増える効果も得られる、疲労の回復や筋トレ効果のアップにもつながります。
加圧トレーニング

3.シーズン中でも筋力アップ!?

従来の筋トレ方法の高負荷トレーニングでは、回復にも時間がかかり、シーズン中のパフォーマンスアップは難しいと言われていました。
例えば筋トレによる筋肉の疲労でサッカーや野球など競技練習のパフォーマンスが上がらないと、完全回復してもパフォーマンスの改善に繋がりません。

しかしスロートレーニングは低負荷で行うため、回復が早くシーズン中でも継続的にトレーニングすることができます。
毎週完全回復をすることで、常に最大のスポーツパフォーマンスを出せるように調整出来るようになります。

4.スロートレーニングは組み合わせが自由!?

スポーツパフォーマンスを向上させるには、勿論綿密な計画が必要になります。
例えば1日に使用できる炭水化物や糖などのエネルギーは決まっているため、シーズン中の筋力アップが難しいと考えられていました。
そこで筋トレ部位を5つに分けて毎日1部位をスロートレーニングで行えば、怪我の予防、回復力の改善、筋トレ効果を最大限引き出せるようになります。

さらにスロートレーニングはゆっくりと行う為に時間が掛かると思われがちですが、合計のセットやレップ数を減らすために時間も掛かりません

スロートレーニングと筋幻惑法

一般的な筋トレでは筋肉への刺激を変化させるため、挙上方法を変える筋幻惑法が用いられます。
マーク・アサノビッチ氏のスロートレーニングでは、筋幻惑法を様々なセットとして組み合わせてオーバーロード・プロトコルとして発展させました
オーバーロード・プロトコルは、常に筋繊維が力を使い果たす(オールアウト)ように設計されています。
筋幻惑法とは

トレーニングの組み合わせ方法はTMRSで!

筋トレの組み合わせ方に加え、スポーツトレーニング全般を簡単に組み合わせる方法を考えました。
恐らくこの組み合わせ方が今後の基準となるでしょう。
トレーニングを組み合わせるTMRS(トレーニングメニュー・ルーティーンセット)