プランクでスタビライゼーショントレーニングをする女性
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 安価なトレーニング本でよく見かける「スタビライゼーション」と「ファンクショナルトレーニング」。実は、この2つの言葉は混同されがちですが、実は明確な違いがあります。

なぜ混同される!?専門家が定義するそれぞれの役割

答えを先に言うと、以下になります。

  • 機能的な動作には安定性が必須
  • 販売戦略の影響
  • 体幹トレーニングとの混同

混乱を解消!

 体に安定性(スタビライゼーション)がなければ、機能性(ファンクショナル)な動きはできません。
体の機能を最大限引き出すためのファンクショナルトレーニングにスタビライゼーショントレーニングが含まれるためよく混同されるのです。

次に販売戦略の影響でスタビライゼーショントレーニング体幹トレーニングとして売り出し、また多くの人が細かい関節の筋トレまで到達しないことから「スタビライゼーショントレーニング=ファンクショナルトレーニング」となってしまったのでしょう。

二つのトレーニングの明確な目的と効果

スタビライゼーショントレーニング

  • 全身の自重を使ったトレーニングが多く、筋力のバランスと安定性を向上させる目的。
  • 全身静止から始まり、半身や上下対称動作へと発展します。
  • 体幹の強化にも効果的です。

ファンクショナルトレーニング

  • 安定した体を基盤に、関節や全身の連動性と機能性を高める目的。
  • 関節を機能通りに動かすトレーニングから始まり、負荷付き全身運動へと発展します。
  • スポーツパフォーマンスの向上にも効果的です。

どちらを選ぶべき?

  • 目的と体力に合わせるのが重要
  • 初心者はスタビライゼーションから始めるのがおすすめ
  • ファンクショナルトレーニングは、ある程度の基礎体力が必要

専門家のアドバイス

  • トレーニング内容を明確に理解し、目的に合ったものを選択
  • 無理のない範囲で継続することが重要
  • 専門家の指導を受けるのも有効

この解説で、スタビライゼーションとファンクショナルトレーニングの違いが明確になったでしょうか?
正しい知識に基づいて、自分に合ったトレーニングを選び、健康的な体を目指しましょう!