9歳前後から徐々に発達しやすくなる筋力系ですが、16歳を前後にピークを迎えます。16歳から数年は発達期が維持されるため、焦らずに筋トレに励むことができます。
筋肉系のゴールデンエイジ(16歳~)から始める筋トレ!
16歳までは神経系、呼吸器・循環器系が未発達のため、また神経系の発達が充分でも骨を中心とした骨格の形成が不十分であるため、筋トレは効果が出にくい状態でした。
16歳からは筋トレのゴールデンエイジであり、本格的な筋トレを始めるにも充分だと言えます。
前回までに話した通り、16歳までにマシンやフリーウェイトトレーニングの姿勢の習得や、メニューを作成してあることが理想です。
体や環境は人によって異なりますので、準備ができ次第始めましょう。
筋トレと栄養管理は2:8の割合で重要
「筋力トレはやって当然の2、重要なのは栄養管理の8」とよく言われますが、まさにその通り。
筋トレの方法を覚えると様々な組み合わせをしながら負荷を増やすだけなのですが、栄養管理は少し手を抜くとすぐに体重が落ちてしまいます。
毎日の食事と間食、そしてサプリメントがいかに重要かが分かります。
【参考】スポーツ栄養研究室
総合的なフィジカルトレーニングの開始と体力の管理
筋トレの方法を覚えると、フィジカルトレーニング全般が揃うことになります。
筋力系のゴールデンエイジでは成長期の真っ最中のため、筋トレよりも体の成長に栄養を使いたい所。
体の成長と競技練習やトレーニングの調整がパフォーマンスアップのカギになります。
【参考】ピリオダイゼーション
成長し続けるためのメニュー量と調整
成長期が終わるまでは体力管理がトレーニングの効果全てを引き出します。
1週間単位での体力管理と調整可能なメニューの元を作りましょう。
以下のリンクは、トレーニング強度の調整が簡単になるイメージです。
【参考】トレーニングメニュー・ルーティーンセット