コンディションチェック
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前回トレーニングメニューの作成を一般化しましたが、年齢により優先するべきトレーニング要素があります。特に習得しやすい要素の年齢をゴールデンエイジと言い、トレーニングメニューの作成に大きく関わってきます。

ゴールデンエイジはトレーニングメニューの優先順序が変わる!?

全てのトレーニングには特徴があり、特に年齢に関しては顕著に表れます。
成長期ではゴールデンエイジと言われ、「特に効果的なトレーニング」と「お勧めできないトレーニング」がはっきりとしています。
約8~12歳は神経系のゴールデンエイジと言われアジリティトレーニングなどが効果的であり、また筋肉も柔らかいためストレッチも効果的です。
また個人差が大きい要素で諸説も様々ではありますが、約15歳までは筋トレの効果も薄く、特に大きな負荷は避けるべきだと言われます。
【参考】ゴールデンエイジとは

それぞれ個人の年齢や状態に合わせるには、トレーニングメニューをどの様に調整するのでしょうか。

トレーニングメニューは個人の発育発達状況により変わる

競技練習だけでなく、部活や団体競技でトレーニングメニューが同じなんてことはありませんか?
トレーニングメニューは競技、性別、年齢、個人差で基準が変わり、常に強度を変える必要があります。

体力測定による「個人レベルの確認」に加え、今回はさらに細かく「(一番最初の)コンディションチェック」をすることで、充分な量の情報が得られると思います。
如何に正しいトレーニング方法といえども、体がついてこない状態では怪我の元になる可能性があるため、「コンディションチェック」をしないまま突如として急激な変化を加えることは絶対に止めましょう。
【参考】個人のコンディションチェック

全てに適正な強度がある!頭打ちにならないメニュー作りと強度の設定方法とは

競技練習は偏った部位の使用になりがちで、怪我の元にもなります。
特に成長過程にある年齢では今後の競技人生にとって障害になる可能性さえ残ります。
しかし競技レベルが頭打ちにならないためには、筋トレも加えなければなりません。
つまり「怪我をしないため」にも「競技レベルの向上を止めないため」にも筋トレは必要不可欠です。

正しい知識は姿勢から!?怪我をしないための知識と準備

正しい筋トレを覚えるためには、本来姿勢が限定され正しい姿勢でトレーニング部位に刺激を入れやすいマシントレーニングから行うべきなのですが、マシントレーニングは環境が無いと行えない上に、大抵は正しいトレーニング姿勢を覚える前にガッツリと負荷を掛けるため、怪我の前例となり禁止されます。
筋トレが怪我の元となっては仕方ないので、まずはフリーウェイトでもある自重トレーニングなど比較的に負荷の低い筋トレがおすすめになります。
しかし自重トレーニングは体が固定されていないため正しいトレーニング姿勢の習得が大変難しいため、正しいトレーニング姿勢から覚える必要があります。