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正しく美しい姿勢を維持するには、姿勢保持筋であるインナーマッスルの強さが必要になります。まずは体幹を三つの部位に分け、バランスを取りながら足りない筋肉を補う筋トレをします。
姿勢保持に必要な筋トレ
姿勢は姿勢保持筋とも言われるインナーマッスルにより維持されるのですが、まずは該当するインナーマッスルの中でも足りない筋肉を優先して鍛えましょう。
具体的に鍛えるために、体幹の姿勢と筋肉の関係を分析しました。
体幹を三つの部位に分ける
正しい背骨のS字や体幹の正しい姿勢を覚えても、体の一番大きな部位である体幹の正しい筋肉の配分まではわかりません。
そこで、体幹を機能別に考えることで三つの部位へ分けることにしました。
※写真はただのイメージであり、スクワットとしては膝がつま先よりも前に出ており正しくありません。
体幹を機能別に分ける
体幹の姿勢と筋肉を一つ一つ考えるのではなく、体幹を三つの部位へ分けてそれぞれの中でのバランスを考えます。
- 体幹上部
肩甲骨周りの筋肉は体幹上部の姿勢に大きく関係し、特に肩甲骨と背骨をつなぐ菱形筋がS字の上の曲がりを維持しています。 - 体幹中部
腹筋(腹横筋)と背筋下部(腰方形筋)でS字の中間を維持します。腹横筋は体幹の姿勢を保持する為に最も重要であり、さらに腹腔という内臓が収まる空間を形成します。 - 体幹下部
股関節周りの筋肉全てにより骨盤の角度が決まります。様々な本で骨盤の角度があやふやに設定されていますが、ビリーの考えたエクササイズでは必ず一つに固定されます。
【参考】体幹を三部位へ分けた筋トレ
体幹を三つの部位に分けた筋トレ方法は、フィジカルトレーニング研究室を参照して下さい。