ダイナミック（動的）ストレッチとは全身を大きくリズミカルに動かしながら体を温め、反動などで筋肉に刺激を送り伸ばすエクササイズのこと。ラジオ体操やブラジリアン体操がその例で、スポーツのウォーミングアップとして最適です。
ダイナミックストレッチは激しいエクササイズ!?ウォーミングアップにも活用できる！
近年では運動前のウォーミングアップとしてダイナミックストレッチが注目され、怪我やスポーツ障害の予防、そしてスポーツパフォーマンスの向上に効果的とされています。
ダイナミックストレッチの種目とは
この種目でなければ効果は薄いと言ったことはなく、心拍数を上げながら筋肉に弾性的な刺激を加えることが目的とされています。
そのため競技などで使う筋肉をメインでほぐすことが多くなりがちですが、刺激を加える部位が偏ると怪我の元になります。
使わない部位も意識して、全身を意識的に動かすことが理想とされています。
ダイナミックストレッチの種目は目的により異なる
全身を動かすスポーツや競技では全身を動かすべきですが、例えば部位別に分けて筋トレをする場合はどうでしょうか。
時間に余裕があれば全身のダイナミックストレッチを行うべきですが、余裕がない場合は重量を下げた同種目の筋トレでも代用可能です。
日常生活で体を動かしている場合は特に、目的の重量の半分以下、半分などで体を温めれば十分と考えられます。
ラジオ体操がオススメ！でもその姿勢は効果的ですか？
日本では昔からラジオ体操がダイナミックストレッチとして有名です。
ラジオ体操は定期的に内容が入れ替えられ、そのたびに科学的に改善されています。
しかし普及しすぎたせいで正しいエクササイズ姿勢を考えなくなってしまったのです。
エクササイズ姿勢の確認は効果を出すために常に必要！
筋トレに限らずエクササイズにはそれぞれの基本姿勢と目的があり、姿勢が正しくないと効果が得られません。
そのためダイナミックストレッチや慣れ親しんだラジオ体操でも、常に正しい姿勢の確認が必要なのです。
ラジオ体操を常に正しい姿勢で行うとかなりハードなエクササイズとなるため、多くの方が驚かれます。
ストレッチを組み合わせればウォーミングアップが効果的に！
実際のウォーミングアップには、ダイナミックストレッチとスタティックストレッチを組み合わせましょう。
スタティックストレッチは全てを行うのではなく、ハムストリングスと殿部と言った体で特に硬い部分だけを伸ばすと障害の予防に効果的です。
股関節周りの柔軟性はスポーツパフォーマンスに特に影響するため、時間に余裕があるならばスタティックストレッチも必須と言えます。
